オートカラーアウォード2019ノミネート車両をご紹介いたします!
JAFCAでは、毎年優れたカラーデザインの自動車を顕彰する制度 「オートカラーアウォード」を開催しております。
今年のノミネート数は 12。ノミネート車両すべてをカラーデザイナーと併せてご紹介いたします。
Auto Color Awards 2019
1.一般審査委員実車審査
2019年12月18日(水)9:00-12:00 <会場>プラザ平成 屋外展示場
2.プレゼンテーション・一般審査委員投票
12:00-17:00 <会場>プラザ平成 国際交流会議場
3.審査委員実車審査・投票
2019年12月19日(木)9:00-12:00 <会場>プラザ平成 屋外展示場
4.技術展示交流会
2019年12月19日(木)13:00-14:30<会場>プラザ平成 1F展示室
5.発表・表彰
2019年12月19日(木)15:00-15:40 <会場>プラザ平成 国際交流会議場
6.主催
一般社団法人日本流行色協会
7.協賛
8.後援
国土交通省、 日本商工会議所、東京商工会議所 公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会、公益財団法人日本デザイン振興会、一般社団法人日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、一般社団法人日本塗料工業会、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会
※以下、テーマ名がひとつのノミネートになっています。複数台でひとつのノミネートという場合もあります。
川崎重工業(株)
テーマ
スタイルを高揚させる。
車名
W800 STREET/ W800 CAFE
https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/w800/
エクステリア | ①W800 STREET メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットグラファイトグレー ②W800 CAFE メタリックマグネシウムグレー×ギャラクシーシルバー |
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メッセージ
オートバイは常にライダーの全身が見えておりライダーが乗った姿が完成形ともいえます。そして、大半のユーザーにとってオートバイは「一人に一台」のものであり、気分に合わせて選ぶことはできません。
W800 STREET/CAFEではその関係を改めて見つめなおし、オートバイを主役に置くのではなくライダー個人のスタイルをより際立たせたり、ライダーによって異なる魅力を与えるCMFデザインを目指しました。
プレゼンタープロフィール
川崎重工業株式会社
モーターサイクル&エンジンカンパニー 技術本部 デザイン部 CMF課
すぎもと だいすけ
杉本 大介
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMFデザイン全般。
●気になっている色
金属調でマットな紫色。
魅惑的な色でそそられます。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
恋愛映画(邦画限定)。
今時の高校生よりも胸キュンストーリーを見ていると思います。
邦画制作会社の表現力には圧巻です。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
iPhone11 pro ミッドナイトグリーン。
今までiPhoneのフラッグシップラインは、シルバー、グレイ、ゴールド等であり、
有彩色と呼ばれる色を設定することは基本的に無かったように思います。
有彩色(グリーン)を設定することに「なぜ?」と思いましたが、
現物を見てみて、この色は奇抜でなく、生活に馴染む美しい色だとわかりました。
この色はフラッグシップに相応しいと思います。
スズキ株式会社・四輪
テーマ
EXPAND YOUR LIFE|ライフスタイルが広がるCMFデザイン
車名
クロスビー
https://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
エクステリア | ①キャラバンアイボリーパールメタリック ブラック2トーンルーフ ②ミネラルグレーメタリック 3トーンコーディネート |
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インテリア | ①アイボリーパイピング&アイボリーカラーアクセント ②イエローパイピング&イエローカラーアクセント |
メッセージ
ひとつのカタチにいろんなスタイル
みんなのライフスタイルが
もっと広がり重なって
新しいストーリーが生まれてほしい
そんな想いをクロスビーのCMFに込めました
プレゼンタープロフィール
スズキ株式会社
四輪デザイン部 四輪インテリア課
へんた こういち
邉田 紘一
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMF全般を担当しました。
●気になっている色
生き物の魅力的な色に興味があります。最近気になるのはメンフクロウとワシミミズクのトータルCMFコーディネートで、見ていて飽きません。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
子供と一緒にサワガニを取ることです。見つける専門担当は子供の方で、直接手で捕まえるのが自分の役目となっています…おかげでサワガニに触れるようになりました。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
weltevreeのスツール。座面がリサイクル材を使用した大理石調のCMFで機能的かつすごく高い素材を使っている訳ではないですが素直に欲しいと思わせる魅力を感じました。
スズキ株式会社・二輪
テーマ
A Cut Above 『ひと目で「KATANA」とわかるデザイン』
車名
KATANA
http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/gsxs1000srqm0/top
エクステリア | ①グラススパークルブラック ②ミスティックシルバーメタリック |
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メッセージ
国内に熱狂的なファンを抱える、SUZUKIの伝説的モーターサイクル「KATANA」が19年ぶりの復活を果たしました。
SUZUKIの技術者が結束して仕上げた、独自性の高いKATANAデザインの魅力をご紹介します。
プレゼンタープロフィール
スズキ株式会社
二輪カンパニー二輪企画部 デザイングループ
ちょうさ ひろあき
帖佐 宏昭
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMF全般を担当、総括。
新旧KATANAオーナーの審美眼にかなう、ヘリテージと革新性とのバランスに注力しました。
●気になっている色
ライトブルー。
SUZUKIにとって、レーシングストライプの1番明るいブルーとして特別な存在ですが、
近年は、未来感を演出するエフェクトカラーとしても注目しています。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
プリペットレモンライムの挿し木。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
adidas AC7898 TERREX AGRAVIC SPEED。
コンチネンタル社製の、オレンジのソールに一目惚れ。即買いでした。
株式会社SUBARU
テーマ
SUBARU BLUE STRATEGY 【 SPORTS BLUE 】
車名
WRX STI EJ20 Final Edition / SUBARU BRZ
https://www.subaru.jp/wrx/sti_ej20finaledition/
https://www.subaru.jp/brz/brz/
エクステリア | WR BLUE PEARL |
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インテリア | BLACK |
メッセージ
【WRブルー = 世界中にファンがいるボディカラー】
SUBARUの代表するスポーツモデルに採用するボディカラー「WRブルー」。
SUBARUの走りの愉しさを象徴するカラーとして開発し、「SUBARU=ブルー」を強く印象づけるブランドカラーも担っているボディカラーです。
色呼称を変えずに時代に合わせ進化させ、大切に育ててきた「WRブルー」は、お客様と一緒に共有・成長してきたこだわりのカラーです。
今回、SUBARUの「BLUE Heritage」から「BLUE STRATEGY」の紹介と共に、SUBARUのスポーツブルー「WRブルー」の魅力と、SUBARUスポーツモデル「WRX STI」と「BRZ」、2台のカラーデザインをご紹介します。
プレゼンタープロフィール
株式会社SUBARU
商品企画本部 デザイン部
くもの ゆうき
雲野 裕紀
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
エクステリアカラー含む、CMFデザイン全般を担当。
SUBARU BRZでは、デザイン開発全般のチーフデザインとCMFデザインを兼務。
SUBARUのスポーツモデルに採用する「WRブルー」は、日本だけでなく世界中に沢山のファンがいるボディ色。色の呼称は変えずに時代に合わせ色を進化させ「SUBARU=BLUE」を強く印象づけたカラーです。ブランドカラーとして大切に進化させ、お客様と一緒に共有していく こだわりのカラーです。
●気になっている色
(自動車に限らず)各ブランドカラー。そのカラーに込められたブランドの狙いや歴史、変遷、扱い方、そしてお客様の認知度等、気になります。色を大切にする会社は ブランドカラーも素敵です。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
RCカーのボディ塗装。リアルさを求める塗装(繊細な色)、レースに勝つ為の塗装(識別の色)。
スケールは違っても、クルマのカラーデザインは奥が深い。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
トヨタ・スープラ「マット・ストームグレーメタリック」。
現在は少量限定等の制約がある色ではあるが、日本車の次世代色へ可能性を感じさせる色。
絶妙な明度コントロールと光輝材配合により、艶消しボディ色の維持困難さを低減出来る、ひとつの明彩度になるのではないか。今後の国内市場における艶消しボディ色浸透へ可能性を感じた。
ダイハツ工業(株)
テーマ
新自由CMF
車名
Rocky
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/
エクステリア | ブラックマイカメタリックXコンパーノレッド |
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インテリア | ブラックインテリアwithアクセント |
メッセージ
乗るヒトみんなの「自由」を輝きで後押しする
動き、輝く
新自由 CMF
プレゼンタープロフィール
ダイハツ工業株式会社
開発コネクト本部 デザイン部 第2デザイン室 CMFスタジオ
ささきかつのり
佐々木 克典
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり(差支えない範囲内で結構です。)
企画からCMF製作と展開まで、CMFの枠を超えて携わったので「全部」こだわりです。
●気になっている色
うつりゆく空の色 晴れた日の夕焼けと朝焼けは見ていて飽きないです。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
バイクでの林道ソロキャンプツーリング この秋は青森の白神山地まで行ってきました!
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
映画『ジョーカー』 昔の映画のオマージュ的ですが音楽と映像色彩がビシッとハマッてました!
トヨタ自動車(株)
テーマ
「走る喜び」と、「所有する喜び」を凝縮した“心躍る”カラーデザイン
車名
GR SUPRA
https://toyota.jp/supra/?padid=from_supra_navi_top
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/
エクステリア | マットストームグレーメタリック |
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インテリア | イグニッションレッド |
メッセージ
今、あえてスポーツカーを作る…
そんな思いからGR Supraは、スポーツカーの「走る喜び」と、「所有する喜び」を凝縮した”心躍る”カラーデザインで作られています。
【EXTERIOR COLOR】
迫りくるような迫力の「マットストームグレーメタリック」レースカーの現場で見た、むき出しの構造素材から伝わる力強い迫力。その研ぎ澄まされた性能感を表現したボディカラー
【INTERIOR COLOR】
ドライバーの走り本能に火を点ける「イグニッションレッド」ニュルブルクリンクでのレース走行体験から創出された機能的にも気分的にもドライバーとクルマの一体感を演出するCMF
プレゼンタープロフィール
トヨタ自動車株式会社
カラーマネジメント室
いよべ けいし
伊与部 圭史
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
色・素材開発全般担当
「クルマで走る喜び」、「クルマを所有する喜び」を与えてくれることを突き詰めた。
●気になっている色
クルマの室内色の黒
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
ウィスキー(初心者)
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
アディダス スタンスミスプライムニットの青
テーマ
CMFの力で冒険気分を掻き立てろ!
車名
RAV4
https://toyota.jp/rav4/index_a.html
エクステリア | アッシュグレーメタリック×アーバンカーキ |
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インテリア | オーキッドブラウン |
メッセージ
日常に”あなただけの冒険”を
これだけSUVが溢れる中、RAV4が若年層に受け入れられる理由…それは、日常の中のちょっとした冒険を求めるあなたの『頼れる相棒』であること。RAV4のCMFは日常の景色をアドベンチャーに変え、週末への期待感を盛り上げていきます。
【EXTERIOR】
ツール感を携えながらも、街の一角に停めていても似合う「アーバンカーキ」ボディをぐるりと囲むブラックマッドガードで、泥にまみれる週末のアドベンチャーも大胆に計画できます。
【INTERIOR】
エクステリアから続くアースカラー「オーキッドブラウン」が、冒険気分を高めつつ、都会の生活に溶け込む空間を作ります。操作部位のギア感に拘った表現は、冒険に出発する気分を盛り上げます。
プレゼンタープロフィール
株式会社 豊田自動織機
技術部デザイン室 車両デザイン 第3グループ
やまおか まさかず
山岡 正和
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMF全般を担当。
インテリアのコンタクトバリュー。(操作ダイヤルや機能部品のマテリアル、グリップ感を高める凹凸処理等、細部の作りこみ)
●気になっている色
経年変化した色(酸化、色むら、色あせ等)
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
最近、購入した折りたたみ式のトランポリン
日産自動車(株)
テーマ
大人なDAYZの着こなしDAYS
車名
DAYZ ハイウェイスター
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/dayz.html
エクステリア | ソーダブルー(PM)/アッシュブラウン(M)2トーン |
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インテリア | プレミアムコンビネーションインテリア |
メッセージ
新型DAYZの商品コンセプトは「気が利いてる感・乗りこなしてる感・着こなしてる感」。
その中でもカラーデザインは特に「着こなしてる感」を演出しています。
ベーシックだけど、どこかオシャレに見えるひと。
そんな風にさらっと抜け感と遊び心を感じるエクステリアの2トーンにインテリアのアクセント。
それがDAYZの「一歩先のあなたへ」 贈る「一歩先のCMF」です。
また、この車はアライアンスでの共同開発車種です。
今回クロスブランドで意識したのは、CMFデザインによる両ブランドの魅力追求と共用による効率化です。
それぞれが表現したいコンセプトを限られたアセットの中で実現するため、時間をかけ緊密に連携し、
発売時点のみならず将来のライフサイクルも見据え、内外のCMF開発に力を注ぎました。
一緒に準備した素材を使い、それぞれが何を生み出すのか。
それは決して堅苦しいものではなく、ポジティブで協業と競業が入り混じった様な取り組みでした。
プレゼンタープロフィール
日産自動車株式会社
グローバルデザイン本部 アドバンスドデザイン部
ご あやか
呉 綾花
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
商品企画部と共にターゲットユーザーのペルソナやコンセプト提案から、実際のカラーデザイン全般を担当しました。DAYZに乗ることで毎日のテンションがちょっと上がるようなカラーコーディネーションと、トータルでの質感の高さにこだわりました。
●気になっている色
羽を広げた鴇の薄紅色。ほんのりと血色感を感じつつも透明感のある、有機物ならではのトーンを工業製品で再現するにはどうすれば良いのか?と近頃考えています。鴇に限らず、鳥類の羽の色は目を奪われますね。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
18年振りに発売された小野不由美著「十二国記」の続編。12歳の私に衝撃を与えたこの物語に、今またどっぷりと浸ってます。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
少し前ですがadidas by Stella McCartneyのネオンアプリコット×ライトグレーグラデーションのピュアブースト。半透明な素材と相まって目を惹くカラーリングでした。
(株)本田技術研究所 四輪
テーマ
家族が主役のクロスオーバースタイルミニバンCMF
車名
FREED (CROSSTAR)
https://www.honda.co.jp/FREED/
エクステリア | シーグラスブルー・パール |
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インテリア | ブラック |
メッセージ
―子育てファミリーとしてリアルユーザーの視点から作り上げたクロスオーバースタイルのFREED―
家族で使う車だから、安心・安全・使いやすさは当たり前。
でも、それだけで本当に良いの?
そんな疑問から家族とミニバンの関係性を見つめ直し、家族の本当の想いに寄り添うことで見えてきたFREEDのもう一つの「顔」をCMFで存分に表現しました。
プレゼンタープロフィール
株式会社本田技術研究所 オートモービルセンター
デザイン室 プロダクトデザインスタジオ CMF
みわ あさぎ
三輪 あさぎ
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
EXT/INTのCMF領域全般
●気になっている色
思わず食べたくなるような美味しそうな色(キャラメルブラウンなど)
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
「MotoGP、プロレス、プロ野球観戦でストレス発散!
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
西武鉄道001系特急「Laview」。
“景色に溶け込む”というコンセプトを“車体に景色を映り込ませる”という手法で表現したのにはやられた!と思いました。西武線で育ってきた私としては内装に西武鉄道のアイコンともいえる2000系車両色の黄色を取り入れてくれたことも嬉しかったです。
マツダ(株)
テーマ
質感とコーディネーションの妙
車名
MAZDA 3 Fastback / MAZDA CX-30
https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/?car_id=mazda3-fastback
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-30/?car_id=cx-30
エクステリア | ポリメタルグレーメタリック |
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インテリア | ①MAZDA 3 Fastback バーガンディ ②MAZDA CX-30 ネイビーブルー/グレージュ |
メッセージ
【群でマツダブランドの更なる深化、新しい価値観、世界観を表現】
2010年以降、“カラーも造形の一部”という独自の思想を持ち、群でアピールするカラー開発を推し進めてきています。
ボディカラーは、“魂動デザイン” 第2ステージの深化した造形美を際立たせながら、ソウルレッドクリスタルやマシーングレーとは、異なる別の新たな質感表現にチャレンジしました。内装カラーでは、それぞれの車種の個性を表現する新色を創り、新しい内外コーディネーションでマツダブランドの世界観の幅を広げました。
・ボディカラー
樹脂独特のヌメリ感と金属感の複合をイメージして生まれた新しい質感 ”ポリメタルグレーメタリック“
・MAZDA 3 Fastback
エモーショナルな赤内装とのコンビネーションで、大人の色気を放つエキゾチックモダンスポーツの新しい世界を表現
・MAZDA CX-30
上質なネイビーブルーに明るいグレージュの内装色とのコンビネーションで、開放感あるクールモダンな世界を表現
プレゼンタープロフィール
マツダ株式会社
デザイン本部 シニアクリエイティブエキスパート
おかもと けいいち
岡本 圭一
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
・MAZDA 3 Fastback、MAZDA CX-30のボディカラー一括デザイン戦略&ボディカラー開発
・こだわりポイント:ボディカラーで新しい質感表現のトライ
●気になっている色
自然界の生物の色。
メノウ等の鉱物の周期的模様、巻貝等のさざ波模様、蝶の翅の構造色など、“カタチ(構造)、色、模様、素材“の絶妙なバランスで成り立つ色。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
クラシック音楽で脳に刺激、リフレッシュメントしている。
最近、アナログ(レコード)の自然の良さ“緻密さ”にハマってます。
マツダ株式会社
デザイン本部 プロダクションデザインスタジオ カラー&トリムデザインGr.
うたがわ まい
宇多川 舞
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
MAZDA 3 Fastbackの内装カラーデザイン。
特に、内装色バーガンディの開発にあたり、エモーショナルで色気のある赤を目指し、鮮やかさと深みの両立にこだわりました。
●気になっている色
アイスランドの自然の色。 霞がかかった白い空と、ほのかに青い川の水と、黒い台地の、晴天とはまた異なるフィルターがかかったような幻想的な色合いに感動しました。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
ヴィンテージの器集め。
先日ARABIAのヴィンテージの器を数点購入しました。
色、柄、質感にざっくりとしたあたたかさがありながらも、モダンにも見えるところが気に入っています。
マツダ株式会社
デザイン本部ブランドスタイル統括部
てらしま ゆうき
寺島 佑紀
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
MAZDA CX-30の内装全般を担当しました。
やはり主役のネイビーブルーの色味です。ボディカラーのポリメタルグレーの色味と組み合わせたときに、すっきりとした印象を感じさせる為に、僅かに色相をずらしているのがポイントです。
●気になっている色
iphone11proの「ミッドナイトグリーン」。
ギア感とモダンな印象が両立した絶妙な良い色だなと思いました。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
NETFLIX。常に新しいコンテンツが入ってくるので、沼から出れません。
おススメは「ル・ポールのドラァグクイーンレース」。
クイーン達の美的センスの良さに、ただただ圧倒です。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
NARSのリップスティックNo.1003(ウォームシナモン)。
私の地の唇の色が青ピンク寄りなので、それを打ち消し、健康的かつ華やかな印象にしてくれる色を探していました。朱色・オレンジ・テラコッタの良いとこどりをしたような絶妙な色で、発色が良いのに、肌の色とも馴染みつつしっかり華がある。
他のメーカーには無い絶妙すぎる色。リップカラー迷子だった私への今年最大のギフトです。
三菱自動車工業(株)
テーマ
MORE PLAYFUL, MORE ADVENTURE!
車名
eK X
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/special/
エクステリア | ①サンドイエローメタリック × ホワイトソリッド ②ナチュラルアイボリーメタリック × サンシャインオレンジメタリック |
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インテリア | ブラック&タン |
メッセージ
・デザインコンセプトは「THE CUTE BEAST」。
三菱自動車ならではのアクティブさを、遊び心いっぱいで存在感のあるSUVテイストに表現しました。
探求心を持って新しいことに挑戦したいお客様に向けて、アウトドアファッションやツールからインスピレーションを得た、SUVテイストを引き立てる11通りのボディーカラーと、カラフルなストライプパターンの生地にタンカラーの合成皮革を組み合わせたプレミアムインテリアパッケージをご用意しました。
特に2トーンボディーカラーでは、5通りのボディーカラーX 5通りのルーフカラーのコーディネーションを設定。
それぞれのボディーカラーに対しカラーデザイナーこだわりのルーフカラーをセレクトしました。
またekワゴンとekクロスの開発においては、三菱自動車と日産自動車の合弁会社NMKVが企画・マネジメントし、新たな開発・生産プロセスのもと、デザイン開発を進めてまいりました。
両社でカラーパレット(ボディーカラーや内装色、シート表皮など)を共同開発し、それぞれの会社、それぞれの商品が持つ世界観を、色や素材のコーディネートにより演出しております。
まさにCMFが成せる技を、是非両社の車を見比べてご確認ください。
プレゼンタープロフィール
三菱自動車工業株式会社
デザイン本部 インテリアデザイン部 カラーデザイングループ
なかむら しほ
中村 志保
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
「軽自動車で、三菱らしいアクティブかつプレイフルな SUV イメージを表現することにこだわりました。 」
●気になっている色
「グレイッシュカラー」
最近よく見かけるなと思っているのですが、どこまでグレーと言えるのか曖昧な境界がとても気になってます。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
「水族館での写真撮影」
暗所の撮影は難しいですが、キラキラした鱗や泡が綺麗に撮れると嬉しくなります。
ペンギンが好きです。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
「iPhone11 pro ミッドナイトグリーン」
仕事にも遊びにも似合いそうなダークグリーンに惹かれ、
携帯の更新月はまだなのですが、思わず欲しくなりました。
ヤマハ発動機(株)
テーマ
NIKEN―差別化価値を視覚化するCMFGのチカラ
車名
NIKEN GT / NIKEN
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/niken/
エクステリア | NIKEN GT:マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットブルー) NIKEN:ダークグレーメタリックG(ダークグレー) |
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メッセージ
“もっと美しく、もっと楽しい体験を!”
「NIKEN」は、ヤマハ独自のLMW技術を用いたフロント2輪の乗りもので、スポーツLMWという世界初の領域にチャレンジしたモデルです。
フロント2輪による安心感によって思いっきりライディングが楽しめます。
「NIKEN」は、機能や機構が特別な意味を持つ存在です。それ故、パフォーマンスを象徴する部品に突き詰めた意匠を注入しました。また、車体色は、機能部品を際立たせる役割を担っています。
プレゼンタープロフィール
株式会社 GKダイナミックス
CMFG動態デザイン部 ユニット2
たぐち いくや
田口 郁也
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
ブランドアピールと個別最適化
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
料理
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
Bugatti Chiron (2016)
Daikin 空気清浄機 MCK55V-A ソライロ
ヤマハ発動機株式会社
デザイン本部プランニングデザイン部プラニングデザイン1グループ
やすだ まさひろ
安田 将啓
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
スタイリングからCMFG一連のデザイン企画、進捗
●気になっている色
依然として 青全般
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
移動時間の読書