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AUTO COLOR AWARDS

オートカラーアウォード2018ノミネート車両をご紹介いたします!

JAFCAでは、毎年優れたカラーデザインの自動車を顕彰する制度 「オートカラーアウォード」を開催しております。
今年のノミネート数は 15。ノミネート車両すべてをカラーデザイナーと併せてご紹介いたします。

Auto Color Awards 2018

1.一般審査委員実車審査
2018年12月7日(金)10:00-12:00 横浜美術館(横浜)

2.プレゼンテーション・一般審査委員投票
2018年12月7日(金)13:00-18:00 横浜美術館(横浜)

3.審査委員実車審査・投票
2018年12月8日(土)9:00-12:00 横浜美術館(横浜)

4.技術展示交流会
2018年12月8日(土)13:00-14:30 横浜美術館(横浜)

5.発表・表彰
2018年12月8日(土)15:00-16:00 横浜美術館(横浜)

6.主催
一般社団法人日本流行色協会  公益財団法人横浜市芸術文化振興財団

7.協賛

8.後援
経済産業省、国土交通省、横浜市文化観光局、 日本商工会議所、東京商工会議所 公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会、公益財団法人日本デザイン振興会、一般社団法人日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、一般社団法人日本塗料工業会、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会

※以下、テーマ名がひとつのノミネートになっています。複数台でひとつのノミネートという場合もあります。


川崎重工業(株)

テーマ

伝統の「火の玉カラー」への挑戦。

車名

Z900RS

 エクステリアキャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジ

メッセージ

カワサキ伝統の「火の玉カラー」への挑戦
Z1からZ2、ZEPHER カワサキを代表するバイクに連綿と受け継がれてきた「火の玉カラー」。
Z1の時代と現在の生産工程の違いの壁にぶつかりながらも、デザイナーや生産技術チームの強いこだわりで当時を知るユーザーにも満足をいただける仕上がりとなりました。
グラフィックによる段差の無い、美しく艶やかな面を持つフューエルタンクを是非実車でご覧ください。

プレゼンタープロフィール

川崎重工業株式会社
モーターサイクル&エンジンカンパニー 技術本部 デザイン部 CMF課
すいづ ようこ
水津 陽子

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
カラー&グラフィック全般

●気になっている色
バーガンディやプラムなどの深みのある色

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
旅先で写真を撮ること。
美味しい珈琲探索。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
「As it is」のカトラリー3種。
ステンレスを酸化発色させたという虹の様なカラーリングが綺麗。

スズキ株式会社

テーマ

「質実冒険」 ~機能を表現したカラーデザイン~

車名

ジムニー/ジムニーシエラ

キネティックイエロー ブラック2トーンルーフ
ジャングルグリーン
 エクステリア①ジムニー キネティックイエロー ブラック2トーンルーフ
②ジムニーシエラ ジャングルグリーン
 インテリア①ジムニー ブラックインテリア
②ジムニーシエラ ブラックインテリア

メッセージ

世界最小の本格4輪駆動車として歴史を重ね、
20年ぶりのフルモデルチェンジを迎えたジムニー。

新型ジムニーに求められるカラーリングを追求し
導き出したテーマは

「質実冒険」

新開発した車体色、シートファブリック、
表面処理そのすべてに、機能・性能があります。

プレゼンタープロフィール

スズキ株式会社
四輪デザイン部 エクステリア課
たかば のりあき
髙羽 則明

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
エクステリア、インテリアカラーを担当しました。
ジムニーらしさを色・質感で表現することにこだわり開発しました。

●気になっている色
アウトドアウェアの色・配色が気になります。
特にアークテリクスのシェルジャケットに見られるカーキやグレーのアースカラーは、絶妙な彩度感が洗練された印象で、普段着としても使いたくなる魅力を感じます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
旅行。計画せず、ふらっと出かけます。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
商品ではないですが、軽井沢で見た石の教会は素晴らしいと思いました。
石造りの有機的な外観が周りの環境(森林)に溶け込みながらも、強い存在感があり、とても興味深い建築物でした。

スズキ株式会社
四輪デザイン部 インテリア課
ひなた たかし
日向 隆

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
エクステリア/インテリアカラー&マテリアル全般取り纏め。
ジムニーの機能性をカラー&マテリアルで表現し、量産への造り込みにこだわりました。

●気になっている色
さまざまな樹脂素材とそこに添加する顔料・光輝材等の配合によって生み出される色と質感です。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
将来モーターホーム生活と農業で自給自足するためのロケーション探し、そして実現させるための情報収集をしています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
先日、ジムニー担当の後輩が新型ジムニーの海外ロケ地でもあるアイスランドへ旅をしてきました。
そこでオーロラを360°カメラでおさめてきてくれたのですが、その色彩の深さに魅せられました。
太陽風のプラズマが酸素や窒素と組み合わさることにより個別の色彩を放つ・・これには我々のマテリアル開発業務にとって、まだまだ未知の表現があるのではないかと奮起させられます。
最近はこういった太古からある「変わらないもの」への魅力を強く感じます。商品ではありませんが。


GSX-R1000R
http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/gsxr1000ral8/top

GSX250R
http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/gsx250rzl9/style_price

GSX-R125
http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/gsxr125xal9/top

テーマ

SUZUKIファクトリー・カラー

車名

GSX-R1000R/GSX250R/GSX-R125

GSX-R1000R
GSX250R
GSX-R125
 エクステリアトリトンブルーメタリック

メッセージ

SUZUKIファクトリー・カラーの生い立ちと変遷、
現在のベースカラーである「トリトンブルー」の魅力についてご紹介します。

私達はMotoGPをアイコンに、Team SUZUKIの輪を拡げ、
ユーザーと共に成長してゆきたいと考えています。

プレゼンタープロフィール

スズキ株式会社
二輪事業本部 二輪デザイン部 デザイン課
ちょうさ  ひろあき
帖佐 宏昭

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
GSX-R1000RとMotoGPマシンのカラー&グラフィックパターン全般。

●気になっている色
テクスチャーとの掛け合わせによる、上質な黒

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
温泉、バイク

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
名古屋モザイク工業のCorabel

株式会社SUBARU

https://www.subaru.jp/xv/xv/

テーマ

SUBARU BLUE STRATEGY _Fun Adventure Blue_(参考出品)

車名

SUBARU XV

クールグレーカーキ
ラグーンブルー・パール
エクステリア①クールグレーカーキ
②ラグーンブルー・パール
 インテリア①ブラック内装
②ブルー内装

メッセージ

【車両コンセプト】「Fun Adventure」
都会的で洗練されたデザインとSUBARUらしいSUVとしての走破性、世界トップクラスの安全性能を兼ね備えたクロスオーバーSUV

Color 1【エクステリア】クールグレーカーキ
・機能的で無垢な道具感を表現し都会にも自然にも溶け込むクールさを併せ持つXVの進化を象徴する先進性のある色 ・ソリッドカラーの艶が生み出すリフレクションによりボディの持つ躍動感と塊感を際立たせる表現とした

Color 1【インテリア】ブラック
・ワクワク感と愉しさを、ブラックの中に映えるオレンジアクセントで表現

Color 2【エクステリア】ラグーンブルー・パール
・更なる「先進感」のブルーとして、瑞々しく透明感あるブルーを表現 ・ラグーンブルー・パールは、光を透過する際の深み表現として干渉パールを使用

Color 2【インテリア】ブルー
・ブルーインテリアは、ハイブリッドモデル の為に作られた特別な新色 ・ダークブルーとグレーというハイコントラストの2トーンに鮮やかに光るブルーステッチが先進感と軽快さを表現

プレゼンタープロフィール

株式会社SUBARU
商品企画本部 デザイン部 CMFデザイン課
しげた みえこ
重田 美恵子

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
Advanceの先進性を表現するための「ブルー」の表現。エクステリアのラグーンブルーの発色に内装の「ブルー」コーディネート。インパネからドアにつながるオーナメントパネルは、塗装での「アルマイト調」のブルー再現に、また連続する形の合わせは苦労しました。

●気になっている色
柿色(なかでも純銅の深みのある「煮色仕上げ」)

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
趣味:ジャンル問わず劇場が大好き。最近ハマったことは「フラメンコ」  マイブーム:囲碁(息子・娘との対局。棋力は入門程度。)

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
Dyson Supersonicヘアードライヤー ブルー/ゴールド(23.75K)
引き込まれそうな「ブルー」の色味に、ゴールドの組み合わせが秀逸です。


https://www.subaru.jp/forester/forester/

テーマ

SUBARU BLUE STRATEGY_大自然を想起させる活動的なブルー_(参考出品)

車名

FORESTER

エクステリアホライゾンブルー・パール
 インテリアブラウン内装

メッセージ

コンセプト「世代を越えて元気で若々しく活動的で気持ちを駆り立てるクルマ」。
・都会からアウトドアシーンまで、幅広いお客様のニーズに応えるSUBARU FORESTERの5代目。

【エクステリア】
・ホライゾンブルー・パールは、大自然の地平線の色を再現した、明るくクリアでフレッシュな活動的なブルー。
・スバルのアクティブライフ層のお客様の嗜好にあったフォレスターのための専用色。

【インテリア】
・深みのあるブラウン革に黒革を組み合わせ、一格上の上質さを表現。
・タフで機能的な素材や仕立てで、アクティブシーンで快適に使えるコーディネート。

プレゼンタープロフィール

株式会社SUBARU
商品企画本部 デザイン部 CMFデザイン課
たけい まなみ
武井 真奈美

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
内装カラーコーディネートを中心にカラーコーディネーターとして取りまとめを行いました。
こだわりの部分としては、エクステリアでは、スバルのアクティブライフ層のお客様とマッチした自然界のブルー。インテリアでは、ブラウンという落ち着いた色をSUVらしく演出した点です。

●気になっている色
ブルーとグレーです。 ブルーは、今回スバルの“Blue Heritage”と改めて向き合い、スパルタンからナチュラルまで幅広く演出できるブルーの可能性を改めて感じたためです。
グレーは、全ての色に調和しつつしっかりと存在感がある、まるで生きざまのような、一生向き合い続ける色だと感じます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
旅行・トレイルラン・フラワーアレンジメント・アクセサリー作りなど自然に関わる全般が好きです。
“よく働きよく遊ぶ“をモットーに、オンオフともに愉しんでいます。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
Jo Malone London, 「イングリッシュ フィールズ コレクション」です。
“香水らしくない”ボトルの素材感が手に取りたくなりました。調香師やデザイナーの方のコメントを読んで、風景を香りに落とし込むこととCMFの結びつきが面白いと感じました。

ダイハツ工業(株)

テーマ

いつもの私で、ラクしトコット。

車名

Mira TOCOT

 エクステリア①セラミックグリーンメタリック
②ジューシーピンクメタリック+デザインフィルムトップ(キャンパス地調/アイボリー)
③サニーデイブルーメタリック
 インテリアウォーム&ナチュラル

メッセージ

近年、初めてクルマを購入される若い女性のお客様から
『自分にちょうど良い、欲しいと思うクルマが見つからない!』という声を聞くようになりました。
お客様一人ひとりに最適な商品をお届けしたい!という想いを持つダイハツとして、この声にお応えしないといけないと考えました。
わたしたちが、今の若い女性たちの感覚をどうとらえて
どんなことをお届けしたいと考え、色・素材を開発したのか?
プレゼンテーションで、その想いを聞いて頂きたいと思っています。

プレゼンタープロフィール

ダイハツ工業株式会社
第2デザイン部 CMFスタジオ
ひらい のぶあき
平井 伸明

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
担当)エクステリア、インテリア全般の色・素材開発とコーディネート
こだわった点)お客様のライフスタイルに、自然にスッと溶け込む色、素材つくり

●気になっている色
カーキ全般(服、靴下、時計、カバン、眼鏡ケースなど、どの商品もカーキが第1候補になるくらい好きです)

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
休日、豆を挽いて、珈琲を入れて飲むこと
(インドネシア マンデリンばっかり飲んでいます)

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
雑貨屋で見た軍モノのテント(カーキ)。男臭い、深くて渋さのあるたたずまいにグッと心を惹かれました。

トヨタ自動車(株)

https://toyota.jp/jpntaxi/

テーマ

日本の風景を変える、おもてなしの心から生まれた次世代タクシー

車名

JPN TAXI

 エクステリアコイアイ
 インテリアクロコハク

メッセージ

日本の風景を変える、伝統色
おもてなしの心を込めた空間

プレゼンタープロフィール

トヨタ自動車東日本株式会社
デザイン部
はなもと しおり
花本 詩織

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
担当した部分は、カラーデザイン全般。このクルマは、タクシー事業者様と共に、これからの日本や社会にどんなタクシーがふさわしいかを議論しながら作り上げたタクシー専用車です。特に深藍は、日本の様々な景観・シチュエーションにあてはめながら、日本の風景を変え、顔となるような色はどんな色かを考えました。

●気になっている色
和菓子の色。季節ごとに自然の素材から生み出される、味わい深く鮮やかな色彩に魅力を感じます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
Google mapに世界の行きたい場所や、行った場所の中でのお気に入りをピンでマーキングすること。
「わっ!」となるような新しい場所を見つけるのが好きです。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
BANG & OLUFSENから出るプロダクトにはいつもハッとさせられます。機能性だけではなく、 インテリアとしても欲しくなるようなデザイン性・形とリンクした細かなCMFの使い方が勉強になります。


https://lexus.jp/models/lc/features/sesb/

テーマ

『未知の青い世界へ』

車名

LEXUS LC500h/LC500 Special Edition “Structural Blue”

 エクステリアストラクチュラルブルー
 インテリアブルーモーメント

メッセージ

『未知の青い世界へ』
青く輝くモルフォ蝶は実は青くありません。
自然界の神秘が生み出した青く光り輝く秘密を
最新テクノロジーで創造したエクステリアカラー。
不可能を可能にした二律双生と唯一無二の“STRUCTURAL BLUE”

光が織り成す一瞬の青を体現したインテリアカラー。
夜明け前や夜の闇が訪れる前のわずかな瞬間に現れる
光の減少を閉じ込めた特別な“BLUE MOMENT”

光をテーマとした内外コーディネートが共鳴し生まれる
『未知の青い世界』へと誘います。

プレゼンタープロフィール

トヨタ自動車株式会社
先進技術開発カンパニー デザイン開発部
ししど けいこ
宍戸 恵子

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
外板色開発、室内色開発、プロモーション

●気になっている色
10円玉の銅色。新しいものから古いものまでの変化が美しく、たまに緑に変化している年季の入ったものも。お釣りを受け取るのが楽しみになります。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
趣味:アウトドア、マイブーム:アウトドアウェア
特にand wonderという元ISSEI MIYAKEのデザイナーが手掛けるアウトドアウェアが機能と意匠を高次元で兼ね備えていて今ハマっています。

日産自動車(株)

テーマ

オーテックブランドの始まり CMF戦略

車名

エクストレイルオーテック

エクステリアオーテックブルー(カスピアンブルー)
 インテリアブラック(オーテック専用インテリア)

車名

ノート オーテック

エクステリアオーテックブルー(オーロラフレアブルーパール)
 インテリアブラック(オーテック専用インテリア)

車名

セレナ オーテック

エクステリアオーテックブルー(カスピアンブルー)
 インテリアブラック(オーテック専用インテリア)

メッセージ

「AUTECH BLUE」とは、プレミアムスポーティーなオーテックブランドを表現するテーマカラーです。この色は創業の地であり現在も拠点となる湘南の空や海の色と革新性から、インスパイアされたブルーです。
エクステリアカラーは、夕刻の赤い空が映りこみ陰影がはっきりと映し出される海をモチーフにデザインをしたディープブルーです。そして、クルマそのものが湘南の風景に映えるように、ダーククロームのドットグリルと輝度の高いシルバーのアクセントをコーディネートしています。
インテリアカラーは、夜の湘南の海が月光に照らされるイメージをモチーフにデザインしたブルーアクセントコーディネーションです。そして、ドライバーオリエンテッドなプレミアム空間をつくるために、高品質素材を活かしたブラックインテリアの中に「AUTECH BLUE」のアクセントを手にふれるところにコーディネートしています。

プレゼンタープロフィール

株式会社 オーテックジャパン
デザイン部
あおやま ゆうみ
青山 雄未

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
エクステリアとインテリアのカラーを担当しています。
新生ブランド「AUTECH」を確立するためのブランドカラーをデザインしています。ブランドを継続的に進化させていくことが可能なカラーデザインに拘って開発をしました。

●気になっている色
湘南エリアに点在している季節や時間によって変わる、海、山、川の自然が生み出す色が気になります。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
長年釣りが趣味です。ウサギと猫が好きです。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
錦鯉という日本酒のパッケージです。
このお酒をパッケージに格納すると、質感が変化するようにも見える、つまり本物の鯉に見える錯覚のデザインが好きです。パッケージから瓶に落ちる影の色まで計算しているデザインがやられたと感じました。

ホンダ

テーマ

人に寄り添う 軽バンCMF

車名

N-VAN

 エクステリアガーデングリーン・メタリック
 インテリアブラック

メッセージ

軽バンと乗用車のCMFデザインに「差」ってあるの?
人とクルマの関係をとことんみつめて、作り上げたCMF

■INT
ユーザーの使い勝手から導き出したCMFデザイン
積む・運ぶに拘った、気持ちよく使い倒せるインテリア

■EXT
人(STYLE)を主軸に考えたエクステリアカラー
様々なSTYLEやシーンに自然となじみ、幅広いユーザーに
体験価値を提供できるナチュラルカラー

プレゼンタープロフィール

株式会社 本田技術研究所 四輪R&Dセンター
デザイン室 1スタジオ
いしだ のりゆき
石田 憲行

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
クルマの使われ方を含むコンセプト作成から、CMFデザインの全域を担当

●気になっている色
自然界にありそうで無い色(特に光や、光沢感の見え方)

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
ハウスリノベーション

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
LOREAL COLORISTA (ダーティーピンク)

ホンダ 二輪

テーマ

「Personal Commuter for Global “NICEST LIFE” 」

車名

Super Cub C125

Super Cub C125
Super Cub C125
エクステリアパールニルタバブルー

メッセージ

自分らしいスタイルを大切にする物選びに妥協をしない本物志向の世界中のお客様に向けた、
「スーパーカブデザイン=普遍性」という価値観をCMFで妥協することなく表現しました。
オリジナルスーパーカブC100を連想させる色と色の組み合わせでありつつ、モダンでClassyに見せることに尽力しました。

プレゼンタープロフィール

Honda R&D Southeast Asia Co., Ltd.
Design Division
ヤーノート タウユワパン(クルン)
Yanote Taoyuwapan (Gling)

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
カラーリング全体の担当。こだわりは初期型のスーパーカブを連想させるツートーンカラーを使ってオリジナルデザインを演出すると共に、車のメインキャラクターであるSカーブボディーと カモメハンドルの動きを際立たせる色使いで、魅力的且つモダンな印象を出すこと。
また赤のシートを使い、運転時の乗車姿勢を優雅にみせている。

●気になっている色
Gloss chameleon (Color Travel, Multicolor), Fade Color, Knitting

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
ビンテージバイクとビンテージヘルメットのコレクション。
個人的にオシャレが好きで、また古いものを集めるのも好きです。
その形状、製造に使われた素材、色使いなど魅了され、これら古いものは年期がたつことでより価値が増すと感じている。
そういう観点で、スーパーカブを愛する人々の記憶に残る色にしたかったのです。
最近ハマってることはスニーカーとサイクリング。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
Nike Flyknit, Adidas PrimeKnit, Specialized Bike


テーマ

1億人に愛されて、60周年「ナイセスト・ピープル」

車名

Super Cub 50/110 (60th アニバーサリー)

Super Cub 50/110 (60th アニバーサリー)
Super Cub 50/110 (60th アニバーサリー)
 エクステリアマグナレッド

メッセージ

「日本のお客様が本当にほしいものを創る」から始まったSuper Cubは、今では世界中のお客様の足となり,1億人のお客様に愛されて60周年を迎えました。そんな記念すべき60周年記念モデルのスペシャルカラーはSuper Cubがかつてグローバルへ進出する原点となった当時のモデル(CA100)をイメージしたカラーです。
「YOU MEET THE NICEST PEOPLE ON A HONDA(素晴らしい人々、Hondaに乗る)」をキャッチコピーとしたナイセスト・キャンペーンは日常に密着した「誰にでも乗れる」手軽な乗り物としてモーターサイクルの新しい価値を築きました。
そんなフレンドリーで楽しいナイセストカラーをCub好きの開発者が思いを込めて提案しました。

プレゼンタープロフィール

株式会社本田技術研究 二輪R&Dセンター
デザイン開発室
ふじたけ かなえ
藤嶽 かなえ

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
スーパーカブの世界観を含めたカラー提案を担当。オリジナルカラーの「現代版」表現にこだわりました。

●気になっている色
スクリーンなどの厚みによって濃さが変化する透明素材に使用するブルー。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
子供と朝のEテレを見ながら踊ること。(♪ミスターアクシデント)

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
シトロエンC3(愛車)のシート配色。特にグレーはインテリアのコンビネーションが良く、暖かみがあり、乗っていると楽しいです。

株式会社本田技術研究 二輪R&Dセンター
デザイン開発室
いとう まもる
伊藤 守

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
60周年スーパーカブのデザインプロジェクトリーダー
世界観をデザインモデルによる具現化・量産化
こだわりはスーパーカブ・カスタマイズモデルの提案

●気になっている色
Cub House (タイ)で見た パール カデット グレー
パールカラーではあるものの、ソリッド風ビンテージカラーで2トーンカラーのホワイトとのマッチングが自然で新鮮だった。
カドの無い、力が抜けた自然な感じが良い。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
グランツーリスモスポーツ
クルマ好きだとハマってしまうバーチャルゲームです。最近は特にリバリーエディターでオリジナルカラーを作ってレースを楽しんでいます。
ニュルブルクリンクで勝ったビデオクリップの収集を惰性でやっています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
シトロエンC3 サーベルカラー
最近ではありませんが、欧州車に設定のある明るいブラウン系のメタリックで、C3は特にポップで楽しいイメージが伝わってくる。
また、2トーンカラーも独自のキャラクターがあって大変新鮮です。

三菱自動車工業(株)

テーマ

ブランドカラー「RED」への挑戦

車名

エクリプスクロス(レッドダイヤモンド)

 エクステリアレッドダイヤモンド
 インテリアブラックインテリア(ファブリックシート)

メッセージ

私達は2015年以降、三菱らしさを追及したプレミアムベーシックカラーを戦略的に継続投入することに挑戦しています。

その第一弾として、コーポレートカラーでもありユーザー人気の高いレッドを深化させた『レッドダイヤモンド』への挑戦は、ものづくりへの強い情熱と現場との深い信頼関係によって成し遂げる事が出来ました。

目指したのはエネルギッシュな躍動感を持った濁りの無いピュアな発色。
パフォーマンス性を強調したスポーティなブラック内装とのコントラストでより一層赤く輝いています。

透過層の重なりで構成される深みと鮮やかさを併せ持つ三菱の新しい赤の輝きをぜひご覧下さい!

プレゼンタープロフィール

三菱自動車工業株式会社
デザイン戦略企画部 カラーグループ
かとう のりこ
加藤 則子

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
内外CMF開発
エクリプスクロスのダイナミックで彫刻的なデザインを引き立てる、強いリフレクションを持つ鮮やかな車体色『レッドダイヤモンド』
狙いの意匠を追求すべく試作を重ね、納得のいく色に仕上げました。
その熱い思いをエンジニアと共有し、幾度の技術課題にも諦めず社内一丸となって量産化を成し遂げました。

●気になっている色
エメラルド(宝石) 誕生石で昔はあまり興味がなかったが、年齢と共に気になりだした。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
マイブーム:子供が気に入った歌を全歌詞覚えること
趣味   :お茶(茶道部)、アフリカンダンス(踊るのも見るのも好き)

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
FIAT500C 赤いキャンバストップ。今も街中で見ると欲しくなる。
奈良美智の色使い・明暗や空気感が見ていて飽きない。


テーマ

成熟した大人の輝きとSUV ドライビングエクスペリエンスの融合

車名

エクリプスクロス(ブロンズメタリック)

 エクステリアブロンズメタリック
 インテリアブラックインテリア(レザーシート)

メッセージ

SUVでは定番のブラウンの次世代カラーとして、三菱SUVのもつダイナミックさはそのままに、時代性を取り入れたエレガンスで成熟した大人ブラウンを開発しました。

華やかさに加えて、ダイナミックなフォルムとスタイリッシュなクーペスタイルがより際立つよう、高輝度でハイクオリティなブラウンに作り込んでいます。
また、あらゆるシーンでマッチし、環境によってドラマチックに変化する表情にこだわりました。

ドライビングに集中できる力強いインテリアは、シルバーフレームを用いたダイナミックなデザインを活かしたブラックインテリアで、本革シートを用いてタイトな空間に仕上げています。

華やかなブラウンとスポーティーなブラックインテリアとの対比で、思わず走りたくなるような躍動感を掻き立てて頂きたい。そんな想いを込めた1台です。

スポーティーなレッドダイヤモンドとは、一味違うエクリプスクロスをぜひご覧下さい。

プレゼンタープロフィール

三菱自動車工業株式会社
デザイン戦略企画部 カラーグループ
こしやま あすか
越山 明日香

●エントリー車で担当した部分
カラーコンセプトワーク、CMF開発

●気になっている色
THREEのネイル
コンセプチュアルで色と質感が面白いので毎シーズンチェックしています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
仕事帰りに行くゴルフの練習、陶器や工芸品の産地巡り、100名城スタンプ集め
道具をどれだけミニマムにできるかを考えながらパッキングするのが好きです。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
藤田美術館の耀変天目茶碗
漆黒の釉の中に輝く光彩の美しさと吸い込まれる深みには、やられたと思いました。

ヤマハ発動機(株)

SR400 40th Anniversary Edition
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/sr400/40th/index.html

SR400
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/sr400/index.html

テーマ

Over the Classic, “らしさ” を挑発する

車名

SR400 40th Anniversary Edition / SR400

ベリーダークオレンジメタリック 1
ヤマハブラック
グレーイッシュブルーメタリック 4
 エクステリアSR400 40th Anniversary Edition:
ベリーダークオレンジメタリック 1

SR400:
①ヤマハブラック
②グレーイッシュブルーメタリック 4

メッセージ

「SR400」は1978年の誕生以来、そのシンプルかつ美しい佇まいで人々を魅了し続けてきた、 人気のロングセラーモデルです。
40周年を迎えるこのSR400の開発においては、“らしさ”がしっかり定着したモデルだからこそ、
“超えたい!”という強い思いがデザイナーとエンジニアのアンサンブルを生み出し、Over the Classic をテーマに、新しい “3つのらしさ” として結実しました。
その中でも、最もヤマハらしさを体現している象徴的な挑戦をご紹介します。

プレゼンタープロフィール

株式会社GKダイナミックス
動態グラフィック部
くらおか まさき
倉岡 真樹

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMFGデザイン全般を担当。デザイン企画にも参画。
このモデルの培ってきた40年という輝かしく長い歴史を継承していくには、ただ継続していくだけでは不十分です。受け継ぐために「変えていくこと、超えていくこと、問いかけていくこと」を念頭に、革新的な継承を目指しました。

●気になっている色
19世紀に製造されたボヘミア製アンティークガラスの透過色。手吹き法によってガラス球を作り、さらに箱の中に入れて吹き込みながら四角いガラス球を成形、その一面を切り出すことで製造された平板ガラス。非常に厚いガラスですが、発色や深み、揺らぎなど、現代のものにはない質感や奥行きの豊かさがあります。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
中世からルネサンス、バロックにかけて活躍した無名作曲家による楽曲の音源収集。
19世紀イングランド製ステンドグラスの鑑賞、収集。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。粘葉本に使用されていた手漉きの和紙。ニュアンスの豊かな伝統色を前にして「何色」と判断できない自分の色彩感覚の乏しさに愕然としました。日本古来の先達に負けないよう色彩感覚とボキャブラリーを磨く必要があると痛感しています。

ヤマハ発動機株式会社
PF車両ユニットコンポーネント統括部 外装ユニット技術部 カラーリンググループ
きんじょう ゆうこ
金城 優子

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
外装パーツの塗装、グラフィック、エンブレムの開発、設計を担当。
伝統と先端技術のバランスを意識し、それらを構成する各アイテムについて、お客様にお届けする「価値」を最大限に高めるべく細部にこそこだわり、技術・製造部門一体となって取り組みました。

●気になっている色
素材を生かす色。CMFGのMやFをただ保護・隠蔽するのではなく、それらを生かす色や手法が気になります。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
ドライブ、キャンプ、トレッキング。
行った先々で目にする自然の色彩に魅了されています。先日出会った”彩雲”も素晴らしかったです。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
沖縄のやちむん(焼き物)の里で出会ったチューカー(急須)に一目惚れ。
本体部分の海や空を感じさせるブルーグラデーションと、真鍮でできた上手の弦が絶妙なマッチングで、伝統的な造形とモダンな色・素材の組合せに、伝統を継承するための心意気を感じました。