オートカラーアウォード2024ノミネート車両をご紹介いたします!
オートカラーアウォードは、やっぱり生で見なくっちゃ!
JAFCAでは、毎年優れたカラーデザインのモビリティを顕彰する制度 「オートカラーアウォード」を開催しております。
昨年までは現地とオンライン配信よるハイブリットで開催してきましたが、「せっかく展示しているのだから実車を見て、触れて感じてもらいたい。」という想いが強くなり、今年は、「オートカラーアウォードは、やっぱり生で見なくっちゃ!」をスローガンに現地開催のみといたしました。担当デザイナーによるプレゼンテーションは12月13日に会場でご視聴いただけます。ノミネートされた全車両は、12月13日~14日にプラザ平成に展示をいたします。
今年のノミネート数は 8社10プレゼン12台。
ノミネート車両すべてをカラーデザイナーと併せてご紹介いたします。
※テーマ名がひとつのノミネートになっています。複数台でひとつのノミネートという場合もあります。
AUTO COLOR AWARDS 2024 ノミネートINDEX | |
メーカー名 | プレゼンテーションのテーマ名(車両名) |
---|---|
カワサキモータース(株) | カラーの力でSDGs 伝統と革新のRED (Z900RS) |
スズキ(株) | 新しいスポーティ表現 壁を超えるCMF (スイフト) |
(株)SUBARU | 休日の移動を豊かに彩るパートナー (LEVORG LAYBACK) |
トヨタ自動車(株) | Experience YOUR Amazing (レクサス LM) |
日産自動車(株) | いろ 薫る彩 (NOTE AURA) |
MYROOM into the nature – 部屋ごと出かけて憩うクルマ – (CARAVAN MYROOM) | |
(株)本田技術研究所 | 2つの顔を持つFREEDのCMF (FREED AIR / FREED CROSSTAR) |
Adventure with the new me (X-ADV) | |
マツダ(株) | ELEGANCE & EMOTION “デザイナーとペインターの共創と挑戦” (MAZDA CX-80) |
三菱自動車工業(株) | ”BEAST MODE” ライフスタイルの可能性を拡げるCMF (TRITON) |
Auto Color Awards 2024
1.プレゼンテーション
2024年12月13日(金)13:30~16:30 プラザ平成 国際交流会議場
2.実車展示
2024年12月13日(金)10:00~16:00 プラザ平成 屋外展示場
(なお、10:00~12:00は、学生×カラーデザイナーQ&Aタイム)
2024年12月14日(土) 9:00~16:00 プラザ平成 屋外展示場
3.グランプリ発表・受賞者インタビュー
2024年12月14日(土)15:00~16:00 プラザ平成 国際交流会議場
4.主催
一般社団法人日本流行色協会
5.協賛
6.後援
- 国土交通省
- 日本商工会議所
- 東京商工会議所
- 一般社団法人日本自動車工業会
- 一般社団法人日本塗料工業会
- 公益財団法人日本デザイン振興会
- 公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会
- 日本自動車輸入組合
- 一般社団法人日本インテリア協会
- 一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会
- 一般社団法人日本自動車販売協会連合会
7.協力
- カワサキモータース株式会社
- スズキ株式会社
- 株式会社SUBARU
- ダイハツ工業株式会社
- トヨタ自動車株式会社
- 日産自動車株式会社
- 株式会社本田技術研究所
- マツダ株式会社
- 三菱自動車工業株式会社
- ヤマハ発動機株式会社
- ヤンマーホールディングス株式会社
カワサキモータース株式会社
テーマ
カラーの力でSDGs 伝統と革新のRED
車名
Z900RS
https://www.kawasaki-motors.com/ja-jp/motorcycle/z/retro-sport/z900rs/2025-z900rs
エクステリア | キャンディトーンレッド |
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メッセージ
いい車は色が美しい。
そして、いい色は商品力をアップさせることにより商品寿命を延ばし、結果開発投資を抑えSDGsに貢献します。
1970年代の採用色を現代に蘇らせることは簡単ではありませんでしたが、キャンディトーンレッドをはじめとする一連の色は、革新の塗料技術でカワサキの伝統でもある当時のキャンディ塗装の魅力を継承し、大きく販売に貢献しました。
シャドウの沈みは暗めに設定しながらハイライトの輝きを強め、当時の塗料と比べフリップフロップをより強調しています。
とても透明感のある魅惑的な色に仕上がりました。
濁りは一切ありません。
是非、太陽の下で、また日陰で、表情の変化を含め確認いただきたいと思います。
プレゼンタープロフィール
カワサキモータース株式会社
企画本部 デザイン部 CMF課
いの せいいち
猪野 精一
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
新色の開発。
1970年台の採用色を現在の技術や法規に合わせ、如何に美しく再現するか。
●気になっている色
旧日本海軍の零式艦上戦闘機21型に採用されていたライトグレイの機体色が実際にはどんな色調だったのか。
旧色の再現といった点ではオートバイに通じるところがあります。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
スタンダードプードルとの”はちゃめちゃ”な生活
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
日本国内で多くのゴルフ場、練習場を運営するアコーディアグループのCI。ブラックにグリーンのアクセントは判りやすくカッコいい。カワサキと同じ色の使い方ですね。
スズキ株式会社
テーマ
新しいスポーティ表現 壁を超えるCMF
車名
スイフト
https://www.suzuki.co.jp/car/swift/
エクステリア | クールイエローメタリック ガンメタリック2トーンルーフ |
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インテリア | ブラック×ライトグレー インテリア |
メッセージ
新型スイフトのCMF開発は、市場調査の「スイフト=スポーティではない」という衝撃的な意見から、「スイフトってこうだよね」という自分たちの思い込みを見直すところから始まりました。
これからの時代やユーザーに向けて、新しい「スポーティ」という表現をCMFで実現する為に、様々な壁を超えて開発しました。
・エクステリア/クールイエローメタリック ガンメタリック2トーンルーフ
未来的人工的だけど健康的なエネルギッシュさと軽やかさを感じる、それが新型スイフトのスポーティと解釈し、これからの時代にふさわしい価値観を表現したいというところから発想し生まれた色です。
・インテリア/ブラック×ライトグレー
エネルギッシュで軽やかな気持ちになれる内装空間を目指し、ブラックとライトグレーの2トーン内装で表現。その中で特にこだわったところは、ライトグレー樹脂の3次元的なグラフィックパターンです。新しい樹脂表現として動きと軽やかさのあるグラデーションが生まれ、魅力的なCMFを実現しました。
プレゼンタープロフィール
スズキ株式会社
四輪デザイン部 インテリア課
へんた こういち
邉田 紘一
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMF全般を担当しました。
●気になっている色
黒~ダークグレーの色域。素材による黒の表現の違いが気になります。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
眼鏡とスニーカーチェック。欲しくてもなかなか買えませんが、ただチェックしているだけでも楽しいです。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
NIKE AIR VAPORMAX MOC ROAMのLight Stone and Luminous Green。
スイフトの色と同じ世界観だったので、見た瞬間やられたと思いました。しかも発売がスイフトの1か月先だったので余計にやられたと思いました。
株式会社SUBARU
テーマ
休日の移動を豊かに彩るパートナー
車名
LEVORG LAYBACK
https://www.subaru.jp/levorg/layback/
エクステリア | アステロイドグレー・パール |
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インテリア | ブラック・アッシュ |
メッセージ
LEVORG LAYBACKは、先進的でスポーティな“凛とした様”と、豊かで大らかに“包み込むような様”、これらを掛け合わせた「凛と包」をデザインコンセプトに、アウトドアからフォーマルなシーンでも映えるCMFデザインに取り組みました。
外装色のアステロイドグレー・パールは、スポーティさを際立たせた強く無垢な印象のグレーに、わずかなパープリッシュのパール干渉と輝きを付与し、躍動感を持たせました。
アッシュ色とブラック色のコンビネーション内装は、コンフォートな暖かみのあるアッシュの「包」の空間の中に、スタイリッシュで洗練された「凛」の遊び心を加え、LEVORG LAYBACKならではのリラックスした豊かで上質な空間を創り上げました。
プレゼンタープロフィール
株式会社SUBARU
経営企画本部 価値づくり推進室 デザイン部
CMFデザイン課
さとう りょう
佐藤 良
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
内外装のCMFデザインを担当しました。
内装のコンビネーションは、アッシュ色の包み込む豊かさと、ブラック色のスポーティさの配色のバランスにこだわりました。
●気になっている色
MAZDA ICONIC SPのヴィオラ・レッドです。
透明感のある鮮やかな赤色が、JMSで見たクルマの中でもひと際記憶に残っています。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
計画性の無いバイク/クルマ旅、酒蔵/ブルワリー/居酒屋巡り、スノボ/キャンプ等アウトドア全般、イラストを描く事
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
今年の夏、北海道をツーリング中に立ち寄ったアイヌコタンのお店に飾られていた、アイヌ伝統の模様をあしらったシルクのスカーフがとても上品な色使いと質感で記憶に残っています。
普段スカーフを使わない + お値段がかなり高額でしたので購入はしませんでしたが、とても印象的な一品でした。
トヨタ自動車株式会社
テーマ
Experience YOUR Amazing
車名
レクサスLM
https://lexus.jp/models/lm/
エクステリア | ソニックチタニウム |
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インテリア | ソリスホワイト |
メッセージ
レクサスはあらゆる場面や時代において、常識や限界を超える挑戦をしています。
「1人1人」のお客様に配慮し、常に変化する新しい価値観を予測しながらデザインしてまいりました。
LMはラグジュアリーカーの常識を打破し、新しい心の豊かさと、日本ならではの発想に基づいたモノづくりの哲学とマインドセットを目指しました。
従来的な色と素材の組合せによるCMFデザインではなく、レクサスの「感性」を織り込み革新を図っています。
一番体感して頂きたいのはインテリア空間。
レクサスが目指す「Time is Luxury」の価値観を体現するために、お客様が室内空間へ乗り込む時から、着座し「素の自分を取り戻す」までのタイムラインを予測し、色、素材だけでなく感性的な光、音の要素をスタイリングとセットで織り込むことで、豊かで心地良い、やすらぎの体験価値を提供します。
エクステリアは従来のゴージャスなクロームメッキ表現に依存しないシンプルなコーディネートに挑戦、上質さと刻々と変化する時の流れを表現した「ソニックチタニウム」をエクステリアカラーに採用しました。
これらを通じて『感動の体験』をお届け致します。
プレゼンタープロフィール
トヨタ車体株式会社
デザイン戦略企画室 カラー&感性グループ
こうもと としはる
河本 俊治
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
内外CMFデザイン全般を担当。
多様化が進むラグジュアリーセグメントのお客様の感性に寄り添い具現化しました。
●気になっている色
コーヒーの色。最近になってコーヒーを豆から挽いて飲むようになりました。
豆の種類は勿論、挽き方、抽出する際のお湯の温度や注ぐスピードによって色が大きく変化し、それに伴い味も変わる奥深さにハマっています。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
段ボール等の廃材を活用した我が子向けの玩具作りです。
私の娘達は常に妥協の無い厳しい品質基準を要求する為、満足させるのは容易ではなく、やり直しも多々ありますが、うまく完成した時の彼女たちの笑顔は私にとって何物にも代え難い宝物です。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
WAYZのスニーカー。再生素材を使いつつも、それを感じさせないタイムレスなCMFデザイン。更に、開発から生産までの全工程を半径70km以内で完結、輸送負荷軽減と生産者との良好関係による高品質を達成。色だけでなくモノ作り視点でも学びが多い一品です。
日産自動車株式会社
テーマ
いろ
薫る彩
車名
NOTE AURA
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/aura.html
エクステリア | フォレストグリーン/スーパーブラック 2トーン |
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インテリア | ワイマラナー |
メッセージ
上質をまとったコンパクト。AURA その魅力は薫り立つ上質さです。
もっとAURAらしく薫る魅力を伝えたいと考え、CMFのテーマを “薫る彩”としました。
輸入車にも引けを取らないような凝縮されたコンパクトカーであることを表現するために、最も過酷な性能が求められるアウトバーンでも上質な走りを感じられるような薫りとは何かを探求しました。
<Exterior>
針葉樹が美しい南ドイツの森からインスピレーションを受けた「フォレストグリーン/スーパーブラック 2トーン」を採用しています。ベースは深い森のような落ち着いたグリーンで、光があたった部分は⻘みがかって輝き、⽊漏れ⽇がさす森のように⼼地よい雰囲気を醸し出します。
<Interior>
かつてドイツの貴族のみに愛され、グレイッシュブラウンの滑らかな⽑並みが⾼貴な雰囲気を感じさせるワイマール地方原産の猟⽝「ワイマラナー」。その品格ある上質なイメージをモチーフにコーディネートしています。
フォレストグリーンとワイマラナーの組み合わせによって、かつて馬にまたがった王侯貴族が猟犬と狩猟中に疾走したときのような躍動感・静寂・森林の薫りをこのAURAで感じていただきたいと思います。
プレゼンタープロフィール
日産自動車株式会社
グローバルデザイン本部 アドバンスドデザイン部
みやけ ひろか
三宅 広華
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
インテリアカラーを担当しました。
繊細な色の表現と細部のつくりこみにより、AURAらしい薫りを醸し出す空間に仕上げました。
●気になっている色
愛犬ミニチュアシュナウザーの毛の色。
年月とともにだんだんと白くなっていく色に、日々不思議さと愛おしさを感じています。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
木芯のキャンドル。
火を灯すと木芯が焚火のようにぱちぱちと鳴り、その音をきくのが癒しの時間です。
テーマ
MYROOM into the nature – 部屋ごと出かけて憩うクルマ –
車名
CARAVAN MYROOM
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/caravan/specifications/myroom.html
エクステリア | サンドベージュ/ホワイト 2トーン |
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インテリア | ブラック |
メッセージ
Go-out with MYCOTTAGE
#気取らぬスタイル #自然なトーン #心踊る #高まる
#馴染んで映える #奏でるメロディ #頼れる相棒 #ともに
#Go-out with MYCOTTAGE #夢叶える #エモーション
Chill-out in MYROOM
#きらめく光 #やさしい風 #自然のリズム #感じるなぜ
#緑豊かな場所 #美しい景色 #自分の部屋 #そこに
#Chill-out in MYROOM #夢叶える #リラックス
プレゼンタープロフィール
日産自動車株式会社
グローバルデザイン本部 アドバンスドデザイン部
あだち よういちろう
安達 耀一郎
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
内外のCMFをメインに担当しました。
自分がマイホームを建てるような気分で、間取りや形状・機能に始まり、それぞれの家具の細部に至るまで、こだわり抜きました。
クルマの中ということを忘れるような、最高に居心地の良い部屋をご体感ください。
●気になっている色
「平成レトロ」の色使い。
今、若者中心にブームが来ており、広告媒体からアイドルの演出、カプセルトイでも見かけます。
平成初期、そのアナログとデジタルの狭間の時代の、カオスな色使いに、心を惹かれます。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
「エモい」に触れること。
確かに心が動くけど、言葉にするのが難しいその感情に浸ることにはまっています。
景色、映像作品、雑貨等、日常の中でエモ探しをしています。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
エレメンツ ダヴィンチ(ルアー)
本物の小魚のようなリアリティだけでなく、とにかく製品として人間が美しいと感じる色・質感に仕上がっています。
まさに、魚だけでなく、釣り人が釣れるルアー。
株式会社本田技術研究所
テーマ
2つの顔を持つFREEDのCMF
車名
FREED AIR / FREED CROSSTAR
https://www.honda.co.jp/FREED/
エクステリア | (AIR) フィヨルドミスト・パール (CROSSTAR) デザートベージュ・パール |
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インテリア | (AIR) グレージュ (CROSSTAR) ブラック×カーキ |
メッセージ
AIR
エクステリア:家の前に置いていても、お出かけもどこでも馴染む優しいブルー
インテリア:明るさと汚れにくさを両立させたグレージュ内装
CROSSTAR
エクステリア:アクティブシーンでの汚れもサマになる、足まわりの黒樹脂パーツに映えるベージュ
インテリア:ギア感のあるアウトドアライクな質感で構成したブラック×カーキ内装
プレゼンタープロフィール
株式会社本田技術研究所
デザインセンター e-モビリティデザイン開発室 テクニカルデザインスタジオ CMF
みわ あさぎ
三輪 あさぎ
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
コンセプト立案から内外のCMFデザイン開発全般を担当しました。
自らのミニバンユーザーとしての想いとお客様のミニバンに対する本当の気持ちを考え抜いてCMFに落とし込んだところがこだわりポイントです。
●気になっている色
北海道美瑛町の「青い池」や中国四川省の九寨溝など、その時の季節や時間、気候によって表情が変化する水の色が気になっています。まだ実際には見に行けてないので是非機会をつくって行ってみたいと思っています。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
&TEAM
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
よしざわ窯さんという益子焼の窯元のon the tableというシリーズが好きでずっと使っています。やさしい色づかいと素敵なアイディアに新作が出るたび「やられた!」と思っています。陶器なのにガシガシ使えるのも最高です。
テーマ
Adventure with the new me
車名
X-ADV
https://www.honda.co.jp/X-ADV/
エクステリア | マットゴールドフィンチイエロー |
---|
メッセージ
マットイエロー×グロスブラックという、カラーとテクスチャーのコントラストで、一目で強く印象に残るようなカラーコンビネーション。グラフィックはデジタルモチーフを想起させるデザインでまとめ、ゲームの中から飛び出してきたような1台に仕上げました。
プレゼンタープロフィール
本田技研工業株式会社
二輪・パワープロダクツ開発生産統括部 商品開発部 商品開発課
にしむら まい
西村 舞
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
グラフィックのスケッチ、モデルに反映してからのディテールアップ
●気になっている色
グラデーションとかの凝った色の派手髪。キープするのが難しそうだけどいつかやってみたい。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
お笑いライブ観劇、温泉巡り、美容系Youtube
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
お土産で頂いたMARVISのフレーバーコレクション。ラベルのグラフィックもコスメのようにお洒落で、歯磨き粉なのに飾っておきたくなるデザインがステキだなと思いました。
マツダ株式会社
テーマ
ELEGANCE & EMOTION “デザイナーとペインターの共創と挑戦”
車名
MAZDA CX-80
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-80/
エクステリア | メルティングカッパーメタリック |
---|---|
インテリア | ブラック |
メッセージ
【ELEGANCE & EMOTION “溶けるような銅”】
マツダは“カラーも造形の一部”の思想の元に創色をしています。MAZDA CX-80の新色として“マツダの最上級フラッグシップに相応しい高級感や豊かさをもつ色”とは何かを考え、滑らかなボディサイドから溶けるような金属をイメージし、その中でも素材自体が持つ自然な色みから華やかさを感じる “銅”をモチーフとしました。ELEGANCE & EMOTION (華やぎ誇らしい大人の色)を感じさせる銅とは何か。それはひと手間加え磨き整えられたような、洗練された柔らかな光を持つ銅でした。それらを実現するためにモデラーに“溶けるような銅”のイメージをオブジェで表現してもらい、ペインターと何度も共創を重ね“メルティングカッパー”が誕生しました。
【ELEGANCE & EMOTION “大人の余裕を感じさせる黒内装”】
MAZDA CX-80のデザインテーマである“Graceful Toughness”をより強く感じられる内装について考えました。インテリアデザインの造形の特徴は、大胆な骨格表現です。空間全体を引き締め、力強さを際立たせるために、艶をコントロールした黒基調の素材でまとめました。その中に繊細な差し色を加えることで配色バランスをチューニングし、洗練された大人の余裕を感じさせるインテリアを完成させました。
プレゼンタープロフィール
マツダ株式会社
デザイン本部 プロダクションデザインスタジオ カラー&トリムデザインGr
わたなべ みずき
渡邉 瑞希
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
「メルティングカッパーメタリック」の発案・デザインとMAZDA CX-80の内装カラーデザインを担当しました。マツダの最上級フラッグシップモデルに相応しい高級感や豊かさを意識しています。これらのデザインはマツダの優秀なペインター、モデラーのクラフトマンシップが在ってこそ実現できたと感じています。
●気になっている色
ダイクロイックガラスの玉虫色。吹きガラスの体験をした際に使用しました。砕いたものを黒色のガラスに混ぜると宇宙に輝く星のようにとても美しい仕上がりになります。ガラスと金属が共存する素材としての面白さもあります。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
カフェ巡り、コーヒー、ドライブ、旅行、猫、絵を描くこと、コレクション(アート・鉱物)、車いじり、ビーチコーミングや釣り。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
銀座伊東屋ROMEO No.3ボールペン。ボディ部分の素材は透明感のあるレジンでできており、特に光に当たる瞬間の色の濃淡が美しく高級感があります。色は数種類あり、夫に“イタリアンアンバー”を贈りました。使うたびにうっとりと眺めて「これ良いよなぁ」と言うので私も欲しくなってしまいました。
マツダ株式会社
デザイン本部 デザインモデリングスタジオ ハードモデルGr
つつみ はるか
堤 遥加
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
メルティングカッパーメタリックの創色を担当しました。デザイナーの持つ質感や色のイメージを共有しながら、何度も試作を重ね理想の色を追い求めました。
●気になっている色
砥部焼の“JOSHUA BLUE“愛媛県のヨシュア工房さんの作品に一目惚れしました。
透明感も感じるどこまでも深い青に、どこにもない魅力を感じます。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
手織り絨毯あつめ。ギャッベ、パキスタンラグ、ヤラメなど遊牧民族の伝統的な手織り技術で織られた絨毯はその実用性だけでなく、自分では思いつかないような独特な色彩や柄の感性にいつも心うたれます。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
東京オートサロン2024に出展されたスイフト・クールイエローレヴの「マットクールイエローメタリック」と新型スイフトの「クールイエローメタリック」です。
創色を行うペインターとして、黄色顔料を扱う難しさを実感しています。その中で黄色のネガティブな部分を感じさせず色に落とし込んでいるところがすごい!と思いました。
三菱自動車工業株式会社
テーマ
”BEAST MODE” ライフスタイルの可能性を拡げるCMF
車名
TRITON
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/triton/index.html
エクステリア | ヤマブキオレンジメタリック、グラファイトグレーメタリック |
---|---|
インテリア | ブラックインテリア |
メッセージ
ワークユースやレジャーなど、世界中で様々なニーズのあるピックアップトラック・トライトン。
“BEAST MODE” というデザインコンセプトを表現し、カラーデザインでお客様のライフスタイルの可能性を拡げることを目指しました。
エクステリアカラーでは、存在感を発揮させる高彩度カラー、ヤマブキオレンジメタリックを開発しました。
自然の中でも街の中でも印象に残る色として、力強さと高揚感を与えるボディーカラーです。
インテリアカラーでは、セグメントを超えた上質さを目指しました。
人が触れる部分にソフトパッド化し、上質さと同時に安心感も提供しています。
内外でコーディネーションをしたパーツカラーとアクセントカラー、
色の力で印象を変えることに挑戦したグレード展開、使用シーンを想定した機能的な工夫など、開発秘話をご紹介します。
プレゼンタープロフィール
三菱自動車工業株式会社
デザイン戦略部 カラーデザイングループ
おおたけ みお
大竹 美緒
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
量産化フェーズの作り込み。デザインがある程度決まったあと、実際に量産部品の試作をして初めて直面する課題は多々あります。意匠と機能性を両立しつつ、量産化を実現させるために作り込みを行いました。
●気になっている色
黒。「白って200色あんねん」と同じく黒もたくさんのバリエーションがあると思います。
黒でどれだけ幅広い表現ができるかにとても興味があります。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
最近とにかく温泉に入りたくて、近所のスーパー銭湯(温泉)に立ち寄ったり、休日は突発で近場の温泉地へ遊びに行ったりしています。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
HUAWEIのFreeClip「パープル」
パープルの色域は難易度が高いと日々感じていますが、このパープルは未来的でクールな印象かつ、肌に馴染むような温かみも感じられて素敵な色だと思います。
三菱自動車工業株式会社
デザイン戦略部 カラーデザイングループ
こしやま あすか
越山 明日香
●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
コンセプト立案、内外カラーデザイン先行フェーズ
●気になっている色
ネオンピンク
色は白黒緑青紫で生活してきましたが、20年ぶりくらいにピンクが気になっています。
残像が残るくらい発色の良いピンクを見つけると、どんな材料を使っているのか興味がわきます。
●趣味、今ハマっていること、マイブーム
珍植物探しとゴルフの練習
植物が思い通りの形に育ってくれません。
誰か上手に育てることができる方がいたら教えて欲しいです。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
UNDER COVER ✖️ sacai ✖️ NIKE LDWaffle スニーカー
絶妙な配色や細部の作りが秀逸で、数年前に色違いで買って大事にしまってあったのですが、どんな服にも合わせやすく良い感じになることに気づき、最近活躍しています。