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AUTO COLOR AWARDS

オートカラーアウォード2025ノミネート車両をご紹介いたします!

オートカラーアウォードは、やっぱり生で見なくっちゃ! 

JAFCAでは、毎年優れたカラーデザインのモビリティを顕彰する制度 「オートカラーアウォード」を開催しております。

「せっかく展示しているのだから実車を見て、触れて感じてもらいたい。」という想いが強くなり、昨年に引き続き本年も「オートカラーアウォードは、やっぱり生で見なくっちゃ!」をスローガンに現地開催のみといたしました。担当デザイナーによるプレゼンテーションは12月12日に会場でご視聴いただけます。ノミネートされた全車両は、12月12日~13日にプラザ平成に展示をいたします。

今年のノミネート数は 10社11プレゼン14台。

ノミネート車両すべてをカラーデザイナーと併せてご紹介いたします。


※テーマ名がひとつのノミネートになっています。複数台でひとつのノミネートという場合もあります。

AUTO COLOR AWARDS 2025 ノミネートINDEX
メーカー名プレゼンテーションのテーマ名(車両名)
カワサキモータース(株)カラーで繋ぐ街から山へ 新たな理想の相棒
(KLX230 SHERPA)
スズキ(株)「Hi-Tech & Adventure」
相反するものを掛け合わせることで生まれる新しいCMFの世界
(e VITARA)
(株)SUBARUみんなの“やってみたい!”を叶えるCMF
(FORESTER)
ダイハツ工業(株)MOVE ON
(MOVE)
トヨタ自動車(株)TIME – 時の移ろいを感じるCMFX –
(LEXUS ES)
日産自動車(株)アガる彩 -もっとわがままになれるK-
(ROOX)
(株)本田技術研究所TIME GLIDING COORDINATE -時代・世代を超えてTOKIMEKIをうむCMF
(Prelude)
何気ない日々をイキイキさせる 追い風CMF
(N-ONE e:)
マツダ(株)Retro Sports Edition ― スポーティ × レトロ 時代を超える上質さ
(MAZDA MX-30)
三菱自動車工業(株)DELICA DNA「Daily Adventure#2-日常に冒険を。」
(DELICA mini)
ヤマハ発動機(株)ヤマハが世界を変えるための一目ぼれの方程式
(YZF-R3, YZF-R25)

Auto Color Awards 2025

1.プレゼンテーション
2025年12月12日(金)13:00~17:00 プラザ平成 国際交流会議場

2.実車展示
2025年12月12日(金)10:00~16:00 プラザ平成 屋外展示場
(なお、10:00~12:00は、学生×カラーデザイナーQ&Aタイム)
2025年12月13日(土) 9:00~16:00 プラザ平成 屋外展示場
(なお、9:00~11:00は、実車審査タイム)

3.技術展示交流会
2025年12月13日(土)13:30~15:00 プラザ平成2階ホワイエ

4.グランプリ発表・受賞者インタビュー
2025年12月13日(土)15:00~16:00 プラザ平成 国際交流会議場

パンフレット/プログラム/エントリーリスト

歴代グランプリ

5.主催
一般社団法人日本流行色協会

6.協賛

7.後援

8.協力

カワサキモータース株式会社

テーマ

カラーで繋ぐ街から山へ 新たな理想の相棒

車名

KLX230 SHERPA
https://www.kawasaki-motors.com/ja-jp/motorcycle/klx/on-off-road/klx230-sherpa

KLX230 SHERPA:ホワイティッシュベージュ
エクステリア1ホワイティッシュベージュ(ボディー色)
エクステリア2ウォームシルバー(フレーム色)

メッセージ

KLX230 SHERPAは、日常の移動から趣味のアウトドアまで幅広く楽しみたいライダーのために開発したモデルです。ストリートからトレッキングまで、さまざまなシーンで活躍する「理想の相棒」を目指しました。

このモデルのキャラクターを最大限に引き立てるため、オフロードモーターサイクルの伝統的なスタイルの殻を破り、新しい魅せ方にチャレンジしています。

ボディカラーの「ホワイティッシュベージュ」は、先代モデル「SUPER SHERPA」を彷彿とさせるホワイトに、アウトドアギアに使われるサンド系ベージュの要素を融合させた色です。「SHERPA」の世界観を象徴するカラーとして、街中でも自然の中でも映えるニュートラルな色調に仕上げました。

フレームカラーの「ウォームシルバー」は、低彩度の樹脂パーツ色と調和する温かみのあるシルバーです。金属調の質感にこだわり、タフさと上質さを感じられる仕上がりとなっています。 ぜひ実際に車両をご覧いただき、様々なシチュエーションにマッチするKLX230 SHERPAの色の魅力を感じてください。

プレゼンタープロフィール

カワサキモータース株式会社
企画本部 デザイン部 CMF課 
まえやま ともお
前山 智央

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMF全般を担当しました。先代のSUPER SHERPAのイメージを受け継ぎながらも現代のモーターサイクルのイメージに昇華できるようにこだわりました。

●気になっている色
産まれたばかりの我が子の目の色が美しくて気になっています。メラニン色素がまだ未成熟なためだそうですが、青味と黄味が絶妙に混ざり合った色域のグレーで、透明感もあって…。大げさかもしれませんが生命の神秘みたいなものを感じました。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
日本史、世界史の学び直し

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
ベントレー コンチネンタルGTスピードの「トルマリングリーン」。
朝の通勤時に偶然見かけたのですが、横を駆け抜けていく姿に思わず見とれてしまいました。朝日に照らされハイライトがうっすらと金色に輝いていて、グリーンでこんなにも美しい表現ができるのかと驚嘆しました。

スズキ株式会社

テーマ

「Hi-Tech & Adventure」
相反するものを掛け合わせることで生まれる新しいCMFの世界

車名

e VITARA
https://www.suzuki.co.jp/car/evitara/

e VITARA:ランドブリーズグリーンパールメタリック ブラック 2 トーンルーフ
e VITARA:ブラック×ブラウンインテリア
 エクステリアランドブリーズグリーンパールメタリック ブラック 2 トーンルーフ
 インテリアブラック×ブラウンインテリア

メッセージ

様々なSUVを手掛けてきたスズキのラインナップの中で、新たな位置付けになるe VITARA。

今までにないSUVの世界を求めて、四駆らしくタフでアクティブなSUV感に、相反するようなハイテクでスマートな要素を造形から素材に至るまで細かく掛け合わせることで、スズキらしくも新しい「Hi-Tech & Adventure」の世界を実現しました。

・エクステリア/ランドブリーズグリーンパールメタリック ブラック 2 トーンルーフ
スズキの四駆にふさわしい、テクノロジーの知的さを感じさせながらも荒々しく駆け抜けていくような今までにない色を求めて、人工物を思わせる輝度や質感と、SUVらしい大地の力強さを思わせる色相の掛け合わせを追求しました。

・インテリア/ブラック×ブラウンインテリア
e VITARAの世界観に没入していただける空間を目指して、テック感のある手触りながらも目を惹く彩度で力強く走り出したくなる赤みのブラウンをメインカラーにコーディネートしました。素材の一つ一つでテック感とアドベンチャー感の両立にこだわり、乗り込んだお客様の冒険心を掻き立てるインテリアです。

プレゼンタープロフィール

スズキ株式会社
四輪デザイン部先行デザイン課
すずき ちひろ
鈴木 千尋

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMF全般を担当しました。

●気になっている色
料理の色、特に煮詰めたものの色。醤油も砂糖も果物も、煮詰めて深みが増した色には誰もが惹かれる魅力があり、視覚以外の五感が働いているとはいえ誰もが惹かれるってすごい事だなと思いながら鍋をかき混ぜています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
謎解き。自宅で解いたり会場に行ったり種類があって楽しみが尽きず、最近は街歩き型にハマっていて、自然とその街を知る機会になって面白いです。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
ペペロミアの葉。譲ってもらった株が一気に新芽を出し始めて、元の葉の濃い緑とバーガンディに新芽の淡い黄緑の組み合わせが美しく、この夏は朝日に透ける新芽を眺めて癒しとパワーを貰っていました。

株式会社SUBARU

テーマ

みんなの“やってみたい!”を叶えるCMF

車名

FORESTER
https://www.subaru.jp/forester/

Premium:クリスタルブラックシリカ×リバーロック・パール
Premium:ブラウン×ブラック
SPORT:リバーロック・パール
SPORT:ブラック×グレー
 Premiumエクステリア/クリスタルブラックシリカ×リバーロック・パール
インテリア/ブラウン×ブラック
SPORTエクステリア/リバーロック・パール
インテリア/ブラック×グレー

メッセージ

「ひとりひとりの暮らしに寄り添い、日常をもっと自由に、もっと新しい風を」
そんな思いでCMFデザインの開発を始めました。

多様化するライフスタイルに寄り添い、PREMIUMは「上質さ」と「大らかさ」、SPORTは「力強さ」と「温かみ」をキーワードに個性際立つCMFを作りこみました。

専用の外装色は、自然の中でも都市の街並みにも馴染む“石の表情”に着目しました。

自然への冒険も日常の走りも愉しめる、 新型フォレスターの2つのストーリーをご紹介します。

プレゼンタープロフィール

株式会社SUBARU 
経営企画本部 価値づくり推進室 デザイン部 CMFデザイン課
とね まさき
刀根 正樹

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
内外装のCMFデザインを担当しました。

●気になっている色
その土地の文化や景色を連想させるカラーパレット。
旅先での写真や購入品を見返すと、色からその時の情景が思い出され、色の持つストーリーを伝える力はすごいなと思います。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
海外DJのPodcastを聴くこと。
年末には、その年にリリースされた曲を中心としたYear Mixが配信されるので、毎年楽しみにしています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
BMW Skytop Concept
今年の夏に実車を見ることができましたが、ルーフからボディ後端にかけての美しいグラデーションは、オープンカーならではの内外をシームレスにつなぐ表現として、「やられた!」と思いました。

株式会社SUBARU 
経営企画本部 価値づくり推進室 デザイン部 CMFデザイン課
つかもと ひなこ
塚本 日向子

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
先行開発から量産のCMFデザイン全般を担当しました。

●気になっている色
家で飼っているインコたちの羽の色です。換羽の度に模様が少しずつ変化していく様子や、一枚一枚のグラデーションが想像以上に複雑で深みを感じます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
娘の洋服や靴に刺繍やワッペンでちょこっとアレンジするのに最近ハマっています。
どんな色合わせにしようかな?どんなのが嬉しいかな?など、考えている時間もワクワクします。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
近所の陶器店で見つけた器の色です。
淡い紫から青への移り変わりや、黄味がかったグレーの素地に溶け込んでいく表情が美しく、思わず購入してしまいました。

ダイハツ工業株式会社

テーマ

MOVE ON

車名

ムーヴ
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/move/

ムーブ:スムースグレーマイカメタリック×グレースブラウンクリスタルマイカ
ムーヴ:ブラウン×ネイビー
 エクステリアスムースグレーマイカメタリック×グレースブラウンクリスタルマイカ
 インテリアブラウン×ネイビー

メッセージ

ダイハツはこれまで、”お客様の生活に寄り添う”車づくりをしてきました。 生誕30周年を迎えるムーヴは、多くの人が軽自動車に求める普遍的な要素を時代と共に進化させ続けてきた、まさにダイハツらしい商品づくりを体現した「ど真ん中ベーシックカー」です。

ムーヴにとってのベーシックとはなにか?
それは、”日常に彩を添える存在”だと考えます。

メインターゲットである多くの消費カルチャーを経験してきた50~60代を中心に 幅広いお客様の心を動かす〈MOVE ON〉なCMFを目指しました。 そんな想いを込めたCMFストーリーをぜひ実車でご体感ください!

プレゼンタープロフィール

ダイハツ工業株式会社
デザイン部 プロダクトクリエイト室 CMFグループ
ほりぐち まお
堀口 真緒

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMF全般を担当
ムーヴのお客様にとって大事なのは、ずっと長く使いたくなる定番さ。
新しさを追求しながらも、トレンドを追いすぎないことを意識しました。

●気になっている色
イギリスの陶器小物「フェーブ」の色味
アンティークのフェーブが特に好きで、良い色味のモノを見つけると買ってしまいます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
かぎ針編みで小物を作って部屋に飾ること。
インテリアに彩が増えて癒されています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
NothingのCMF headphone Pro
イヤーピースと本体の配色をカスタマイズできるところに選ぶ楽しさがあって素敵だと思いました。

トヨタ自動車株式会社

テーマ

TIME – 時の移ろいを感じるCMFX –

車名

LEXUS ES
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/42650642.html

LEXUS ES:ソウ
LEXUS ES:アオタケ
 エクステリアソウ
 インテリアアオタケ

メッセージ

新型ESでは日常の中で感じる豊かな時間、時の移ろい「Time」にフォーカスした色づくりをしました。

外板色「SOU(ソウ)」
すべての景色が美しく見える時間帯に着目。 早朝の澄んだ空気の中で感じる静けさと透明感、その瞬間を切り取りました。 ゆっくりと変化する柔らかな色のグラデーションが目に映ります。

内装色「アオタケ」
日本の伝統色「青竹色」から着想を得たカラー。 竹が持つ清らかなイメージを大胆に表現しています。 風がそよぐ若竹の中にいるような、心地よい空間と時間を創出します。

体験価値
CMFに加え X (Experience) まで領域を広げ 「光・音・香り」などの感覚に響く体験価値に挑戦しました。
LEXUSならではの「日本らしさ」を昇華させた空間と演出で、感覚に響くひとときを提供します。

プレゼンタープロフィール

トヨタ車体株式会社
デザイン部 デザイン戦略企画室 カラー&感性デザイングループ
おがわ まちこ
小川 真知子

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
ドアトリム加飾:雪見窓から発想を得ました。日常にある美しさを切り取り、その景色を楽しむという日本人の感性を大切にしたいと思いました。バンブーをモチーフに、昼と夜の見え方が自然に調和してみえるような、面発光のイルミネーション加飾となっています。

●気になっている色
5歳頃の娘の髪色。細くて太陽の光で透かすと透明感のあるカーキ色のブラウン。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
Netflix/推し活

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
NENDO ×PAOLA LENTIのHANA-ARASHIのカラフルな家具は持続可能性の楽しさを持ったコレクションということと素材のミックスカラーがかわいくて感動しました。

トヨタ自動車株式会社
カラー&感性デザイン部 アドバンスドCMFXデザイングループ
いとう なごみ
伊藤 なごみ

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
イルミネーション:ドアトリムには40灯を超えるLEDが配置され、繊細で豊かなイルミネーションを生み出します。日常にある美しい光の情景を手がかりに、LEXUSらしい品と繊細さを追求しながら、コンマ数秒単位のチューニングを納得のいくまで何度も重ねました。

●気になっている色
ブルガリ展で出会ったサファイアのネックレス。透き通った青という従来のイメージとは異なり、不純物を含むことで生まれる複雑で深みのあるブルーが印象的で、心を惹きつけられました。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
古いコンデジで写真を撮ること・蓄音機でレコードを聴くこと

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
ブルーにホワイトルーフが映えるNEW CITROËN C3。おしゃれなデザインと内装の可愛いアクセントが魅力的。愛車の2CVを思わせるカラーに親近感がわきます。

日産自動車株式会社

テーマ

アガる彩 -もっとわがままになれるK-

車名

ROOX
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/roox.html

ROOX:ホワイトパール(3P) / フローズンバニラパール(M) プレミアム2トーン <特別塗装色>
ROOX:プレミアム<Z>
 エクステリアホワイトパール(3P)
フローズンバニラパール(M)プレミアム2トーン <特別塗装色>
インテリアプレミアム<Z>

メッセージ

日産らしい新世代のROOXのプレミアムな魅力を探求し、
日常になじむ心地よさと、毎日の気分が上がる彩りを大切にデザインしました。
ROOXのお客様が理想的な暮らしや想いの実現のために、もっとわがままになれる軽自動車を目指しました。

<Exterior>
日産初となるユニークなプレミアム2トーンは、形状のテーマを生かした個性的な分割ラインでありながら、柔らかなコントラストの2色の組み合わせにより、新しい心地よさを表現しています。
まるで日々変化する料理を彩るテーブルウェアのように、毎日ファッションを楽しむお客様を彩るボディカラー開発・ラインアップづくりを行いました。

<Interior>
従来のスーパーハイトワゴンにおいては、上級グレードを購入しようとするとスポーティーなカスタム仕様を選択する必要がありましたが、今回の新型ROOXでは新世代の軽自動車にふさわしい上質感を狙いとしました。
ライトグレーを基調とした開放的な室内空間を、素材の豊かな表情と調和が生み出す心地よさを感じられるCMFにしました。 お客様の理想像に合うCMFを追求することにより、日常に高揚感と彩りをもたらす上質な軽自動車を目指しました。

プレゼンタープロフィール

日産自動車株式会社
グローバルデザイン本部 アドバンスドデザイン部
みやけ ひろか
三宅 広華

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
内外CMFデザイン全般を担当しました。
ROOXのお客様の価値観に寄り添い、日産らしいCMFデザインで表現しました。

●気になっている色
愛犬ミニチュアシュナウザーの毛の色。
昨年からまたより一層白くなった色に、日々変化していく儚さと愛おしさを感じます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
小田急のマスコットキャラクターのもころん

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
Studio Arhojの陶器やガラスのプロダクト。デンマークのスタジオで購入したガラスの小さなオブジェは、光に照らされる本体とその影が美しく、とても気に入っています。

株式会社本田技術研究所

テーマ

TIME GLIDING COORDINATE -時代・世代を超えてTOKIMEKIをうむCMF

車名

Prelude
https://www.honda.co.jp/PRELUDE/

Prelude:ムーンリットホワイト・パール&ブラック
Prelude:ブルー×ホワイト
 エクステリアムーンリットホワイト・パール&ブラック
 インテリアブルー×ホワイト

メッセージ

EXTERIOR
精緻さと陰影感で次世代のはじまりを予感させる
新しいホワイト・パール

美しく凛と輝く月灯りをイメージした、次世代のはじまりを予感させるクリーンで洗練された新しいホワイト・パールです。極めて精緻な輝きと強い陰影感を両立させることで、エクステリアデザインを魅力的に引き立てます。また、オンライン販売のみの台数限定2tone仕様ではルーフ・ドアミラーのブラック化により全高の低さを際立たせながら特別感を演出するコーディネートとしました。

INTERIOR
軽快なホワイト×深みのあるブルー
ハイコントラストコーディネート

「グライダーが飛ぶ、美しい空の風景」という統一した世界観をストレートに表現する、爽快かつスペシャリティーのあるブルーと白のコントラストをメインカラーに据えました。
空間に優雅さをもたらす豊かな質感を持ったマテリアルづかい、使うほどに愛着を深める大人の遊び心を秘めた仕立てにより、ドアを開けた瞬間から乗り終えた後の余韻までをドライバーと同乗者の両方に味わってほしいと思いを込めています。

プレゼンタープロフィール

株式会社本田技術研究所
デザインセンター e-モビリティデザイン開発室 テクニカルデザインスタジオ CMF
まつむら けいすけ
松村 圭介

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
内外装CMFデザイン担当として、新しい時代のスペシャリティーを模索しました

●気になっている色
蛍光色。色とは光であることを改めて実感します。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
この職業に就くきっかけにもなっている、クルマの模型製作。ボディカラーに実車用塗料をそのまま塗装すると暗く仕上がる(スケールエフェクト)ため、実際のクルマを見た時の印象に合うように調色する作業が楽しい。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
サッポロ生ビール黒ラベル EXTRA THINK(エクストラシンク)
思わず手に取りたくなる洗練された色味で、食卓に華を添える素晴らしいパッケージだと思います。


テーマ

何気ない日々をイキイキさせる 追い風CMF

車名

N-ONE e:
https://www.honda.co.jp/N-ONE-e/

N-ONE e::チアフルグリーン
N-ONE e::グレー
エクステリアチアフルグリーン
インテリアグレー

メッセージ

エクステリア
・追い風からインスピレーションを受けた、ユーザーの暮らしを後押しする爽やかなブルーグリーン
・本田宗一郎の生前から取り組んできたバンパー回収活動に注目し、新しい意匠として車の顔であるフロントグリルに適用したリサイクル材

インテリア
・軽やかな気持ちになれて、どんなファッションにも馴染むグレー内装
・運転しやすい視界の良さを際立たせる水平基調のカラーコーディネート
・肌ざわりよく気軽に使えるシート表皮
・さりげない温もりを与えるブラウンのアクセント

プレゼンタープロフィール

本田技研工業株式会社
デザインセンター e-モビリティデザイン開発室 テクニカルデザインスタジオ CMF
こしょうじ  みわ
古小路 実和

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
コンセプト立案から内外のCMFデザイン開発全般を担当しました。
特にフロントグリルのバンパーリサイクル材には多くの人の歴史や想いが込められています。

●気になっている色
自然が隠し持つ異質な色。紫外線励起蛍光写真で撮影した花や、蛍光に光るサンゴ等、デジタルツールで色の加工が出来る現代でも異彩を放つ自然界の色に惹かれます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
旅行先の美容院で「お任せ」で注文すること。思わぬ髪型になります。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
Panasonicの「ラムダッシュ パームイン」
シャープなイメージの剃刀に、手に馴染む柔らかさのある素材を使ったことが衝撃的でした。握った時のひんやりとした温度感にも癒されます。

マツダ株式会社

テーマ

Retro Sports Edition ― スポーティ × レトロ 時代を超える上質さ

車名

MAZDA MX-30
https://www.mazda.co.jp/cars/mx-30/?car_id=mx-30rotaryev

MAZDA MX-30:ジルコンサンドメタリック(2トーン)
MAZDA MX-30:テラコッタ+ブラック
 エクステリアジルコンサンドメタリック(2トーン)
 インテリアテラコッタ+ブラック

メッセージ

Retro Sports Edition タイムレスな魅力を備えたスポーティ表現
「走る歓び」と「スポーティなデザイン」こそ、マツダが大切にしている個性と捉え、新たなスポーティ表現を模索しました。世代/時代を超えるタイムレスな魅力を感じて頂きたいという想いを込めて、“レトロスポーツ”をテーマに掲げました。レトロという感覚を、現代のクルマと掛け合わせることは容易ではありませんでしたが、若い世代には新鮮で、年を重ねた世代にはどこか懐かしいと感じて頂けるのではないでしょうか。

Zircon Sand Metallic クルマづくりの現場から生まれた質感へのこだわり
Retro Sports Edition を彩る「ジルコンサンドメタリック」エンジンなどの鋳型に使われるジルコンサンドから着想を得た、力強いアースカラーです。
砂のきらめきを思わせるハイライトとソリッドライクな質感が合わさり、塊感のあるスポーティなボディーカラーとなっています。

Terracotta × Black interior レトロとスポーティの融合
インテリアカラーと素材は、スポーティ表現の王道であるブラックスエード調素材とレトロな温かみのあるテラコッタ色を基調にアクセントを効かせた 愛着の沸くスポーティな内装を実現しました。

プレゼンタープロフィール

マツダ株式会社
デザイン本部 プロダクションデザインスタジオ
カラー&トリムデザイングループ
ほし まさひろ
星 正広

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
特別仕様車Retro Sports EditionシリーズのインテリアCMFデザインを担当しました。
このシリーズではクルマに対する愛着が強まるような素材配色にこだわりました。
時間が経っても飽きの来ない、むしろ愛着が強まる存在になってほしいという想いを込めています。

●気になっている色
自然物が持つ質感や色が好きなので、鉱石などは以前から収集しています。
最近では蝶の羽が気になっています。様々な色や模様を見て、不思議な魅力を感じています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
ZINEという手作りの冊子や自主出版本を読んだり、クラフトイベントを見たりしています。
いろいろな方の作品を見て、その感性に刺激を受けています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
強いて挙げるとするなら、エルメスのウィンドウディスプレイはいつも目に留まります。
老舗のブランドでありながら、独創的でアーティスティックな発信を続ける事に感心しています。

マツダ株式会社
デザイン本部 プロダクションデザインスタジオ
カラー&トリムデザイングループ 
むらかみ かお
村上 佳央

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
エクステリアカラー「ジルコンサンドメタリック」を担当しました。
塗色の質感表現はもちろんのこと、実際に工場へ出向き素材のストーリーを大事にしながら開発を進めました。
この塗色のコンセプトに注目していただきたいです。

●気になっている色
透明素材が使われているプロダクトに惹かれます。
そういった機能美や構造を魅せるデザインに新たなクラフトマンシップを感じています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
ワンちゃんの散歩がてら、コーヒーを買って川沿いで読書。
サウナも好きなので、時間があるときは友人とサウナ旅をしています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
色ではないのですが…
小学館から発行されている文芸誌「GOAT」
小説のテーマにあった特殊紙や印刷加工が用いられていて、五感を使って楽しめる文芸誌となっています。
紙媒体の可能性を感じることができました。

三菱自動車工業株式会社

テーマ

DELICA DNA「Daily Adventure#2-日常に冒険を。」

車名

DELICA mini
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/design/index.html#03

DELICA mini:サンドベージュパール
DELICA mini:デニムブルーパール
DELICA mini:ベージュインテリア
エクステリアサンドベージュパール/デニムブルーパール
インテリアベージュインテリア

メッセージ

今回フルモデルチェンジとなったデリカミニ。
三菱デリカ、先代のデリカミニの精神を引き継ぎつつ、「デイリーアドベンチャー」をコンセプトに、より身近な存在としていただけるようにデザインしました。
アウトドアシーンから着想を得て、お客様のニーズに沿ったサンドベージュパールと、デニムブルーパールを開発しました。
インテリアは、グランピングコテージを連想させるベージュ内装を紹介します。
ゆったりとくつろげる空間を演出するための工夫や、デリカミニとしてこだわった点をご紹介できればと思います。

プレゼンタープロフィール

三菱自動車工業株式会社
デザイン ・ 戦略部  カラーデザイングループ
かとう のりこ
加藤 則子

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
量産化フェーズの作りこみ。決まったカラーイメージを要件の中で質感を落とす事無く量産に向け実現させるか。特にプレミアム内装の作りこみに苦労しました。

●気になっている色
カーキです。カーキはグリーン系からイエロー系まで幅広く、今回内装でアクセントとして使った色でもあります。素材や組み合わせる色によって、どんなシーンにも合うコーディネーションを生み出す面白い色域だと思います。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
水族館に行くこと。特にクラゲの展示が好きで、最近感動したのは、すみだ水族館のクラゲの展示。運河のように足元に広がるクラゲの群れが幻想的で、とても癒されました。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
Apple Watch Ultra 3ナチュラルチタニウム。渋みと滑らかな金属感に、オーシャンバンド ネオングリーンとの組み合わせが新鮮で面白いと感じました。

三菱自動車工業株式会社
デザイン ・ 戦略部  カラーデザイングループ 
なかむら しほ
中村 志保

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
コンセプト・世界観の提案、初期デザイン提案
デリカミニらしい世界観を提案するのに苦労しました。

●気になっている色
水色。
水の色と言っても透明から湖の碧、海の青、深海の黒など色んな色があるので、じゃあ一体水色って何色なのだろう?と頭を悩ませています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
飼っているフクロモモンガの部屋んぽ。
モモンガ達が自由に遊べる部屋を夜な夜な作っています。
洗えるキャットタワーを探しているので、いい商品があったら教えて下さい。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
「NIKE W AIR MAX PHENOMENA SEDC」ローファー型のスニーカーで、革シボ素材とリフレクター素材の切り替えが素敵だなと思って抽選応募したのですが、落選しました…(涙)

ヤマハ発動機株式会社

テーマ

ヤマハが世界を変えるための一目ぼれの方程式

車名

YZF-R3、YZF-R25
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/yzf-r25/

YZF-R3:マットパールホワイト
YZF-R25:マットパールホワイト
エクステリアマットパールホワイト

メッセージ

マットパールホワイトは、ホワイトとブルーの2色の偏光パールを組み合わせた、量産車ではほとんど例のない挑戦的なカラーです。光の角度や時間帯によって表情を変え、非日常感を演出します。
また、モデルロゴを大胆にあしらった新しいグラフィックデザインは、乗る前も走行中も楽しめる視覚的な仕掛けを備えています。
見る人の心を奪う、圧倒的な存在感を放つデザインです。

プレゼンタープロフィール

ヤマハ発動機株式会社
クリエイティブ本部プロダクトデザイン部CMFG Gr.
みぞこし まり
溝越 万莉

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMFGデザイン企画全般を担当。
特にこだわったのはデザインのコンセプトです。
私たちのR3/25への思いを、まるで物語のように詰め込みました。

●気になっている色
白。色そのものが持つ気品、潔白さ、そして気高さに惹かれています。
一方で、組み合わせ次第で無限の表情を見せるところにも共感しています。色の組み合わせの妙こそがCMFGの魅力だと思うので、1色だけを選ぶのは難しいのですが、あえて選ぶなら「白」しかないと感じています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
Vtuberの企画動画をおともにご飯を食べること。リラックスできるひと時です。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
MAC(コスメブランド)のカレイドスコープ。
グリーンやゴールドに変化する偏光パールのピンクがとても美しいです。
アフターパーティという鮮やかなピンクのラメがきらめくマゼンタのカラーと組み合わせると、ド派手でつよ可愛いユニークな目もとを演出することができます。
ロマンチックな色名も気分を上げてくれるので、とてもお気に入りです。

株式会社GKダイナミックス
CMFG動態デザイン部 ユニット1
まつだ きずく
松田 築

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMFGデザイン全般を担当。
2色のメインカラーのコンビネーションと、それを引き締めるグラフィックの全体バランスを大胆かつ慎重に仕上げる事にこだわりました。

●気になっている色
青。デザイナーになる前から好きだった色で、これまで最も向き合ってきた原点の色にいま改めて注目しています。青と言えば非常に馴染みのある色ですが、青と紫、青と緑の境界の判断は、人によってわずかに異なります。
その曖昧な汽水域に、それぞれの経験や価値観、そして文化的背景が滲んでいるように感じます。最近、そんな“青”をめぐる会話から、色の豊かさを改めて実感しました。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
一番くじ 『あと、1回だけ!』と思いつつ気づけば毎回15回くらいやっています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
LAMY AL-star Special Edition 2025 -Aubergine-
アルミニウムボディの質感を引き立てる、品のある淡紫。
そこに組み合わされたクリアパーツの黄色がなんとも面白く、LAMYらしい遊び心を感じます。たまたま立ち寄ったドイツの空港で見かけ、心惹かれて購入しました。
もう一色のDenim=デニムに対して、Aubergine=茄子をテーマカラーにしている点もユニークでお気に入りです!