1. HOME
  2. AUTO COLOR AWARDS
  3. 【速報】オートカラーアウォード2016グランプリ決定!!

AUTO COLOR AWARDS

【速報】オートカラーアウォード2016グランプリ決定!!

この度2016年12月10日(土)に横浜美術館(神奈川県横浜市西区)にて車両のカラーデザインコンテスト「オートカラーアウォード2016」の審査会が行われ、「グランプリ」が決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、今回グランプリの他に「特別賞」が選ばれましたので、あわせてご紹介いたします。

【グランプリ GRANDPRIX】

マツダ株式会社
 「マツダ ロードスターRF」

テーマ/Machine Beauty エクステリア:マシーングレープレミアムメタリック
インテリア:オーバーン

担当デザイナー 岡本 圭一(おかもと けいいち)さん

【メーカーからのメッセージ】

歴代、マツダはマシーンへのこだわり、“マシーンの美学”を追求し続ける会社であると思っています。世界で唯一、実用化に成功した“ロータリーエンジン”今は“スカイアクティブテクノロジー”と独自のマシーン感を追求する“クリエイティブ開発集団“そうしたメッセージをお客様へ届けたいとの思いからデザイン創作をスタートしました。

マシーングレーは“機械の持つ精緻な美しさの追求”をテーマに、力強い陰影のコントラストと表面の緻密さを高次元で両立することで、鉄の無垢感のような質感表現を実現しました。

知的で成熟した大人の魅力表現のため、外は精緻で金属質なクールグレー、内は情熱的で成熟した大人の色合いのオーバーンをカラーコーディネートし、マツダの世界観“Machine Beauty”を完成させました。

【授賞理由】

  • マツダが目指してきたCMF(カラー、マテリアル、フィニッシュ)によるブランド構築の集大成とも言える優れたカラーデザインである。
  • CMFと形状が一体となって、非常に調和した美しさを持っている。
  • マシーンの鉄をイメージさせるグレーを、液体を思わせるような金属感により、グラマラスでセクシーなデザインとして作り上げた。

マツダ ロードスターRF メーカーサイト

「マシーングレープレミアムメタリック」 つくり手の想い

担当の岡本さん

【特別賞】

株式会社本田技術研究所 
「NSX」 

(2台でノミネート)

テーマ/華やかさとストイックさが共存する、スーパー スポーツ エクスペリエンス

●エクステリア:バレンシアレッドパール/インテリア:レッド   
●エクステリア:ヌーベルブルーパール/インテリア:オーキッド

担当デザイナー 小林 美絵(こばやし みえ)さん

【メーカーからのメッセージ】
 
純粋に走りを追及するスポーツカーのストイックさと、人々の心を高揚させる優雅で華やかな世界。
相反する世界観が共存する二面性をカラーとマテリアルで表現しました。
オハイオ州のNSX専用工場でボディに施される“高彩度レッドとブルー”は、複層工程で丁寧に塗り重ねることで、美しく深い独特なとろみのある質感を追求しています。
開発した1つ1つのカラー、マテリアルは、世界中誰の心にもストレートに突き刺さる“ピュアでシンプルなメッセージ”とし、開発に携わる者と楽しみに待っていて下さった方々の心に、四半世紀ぶりに再び火を灯す起点としたい、という想いを込めました。
 
【授賞理由】

  • 思わず足を止めて見てしまうような、存在感のある色。色の力を感じるカラーデザインである。
  • 陰影へのこだわりが日本的であり、日本人デザイナーの感性が生きている。
  • ヌーベルブルーパールは、手の届かない空の青を間近で見るような美しさを実現している。 

ホンダ NSX メーカーサイトへ

担当の小林さん

【特別賞】

ヤマハ発動機株式会社
「XSR900」&「Vino Deluxe」

(2台+4台でノミネート)

テーマ/ヤマハのCMFGデザイン戦略

「XSR900」(2台)
マットグレーメタリック3、グレーイッシュブルーメタリック4
「ビーノデラックス」(4台)
ダークグレーイッシュブルーメタリックA、マットダークブルーイッシュグレーメタリック2、パープリッシュレッドメタリック5、ブラックメタリックX(エックス)担当デザイナー 

永田 智美(ながた さとみ)さん、早瀬 季里(はやせ きり)さん

XSR900
Vino Deluxe

【メーカーからのメッセージ】

マテリアル−=パーツ素材そのものがすでにデザイン表現を含んでいる、
フィニッシュ=ひとつひとつクラフトマンシップによる手作業のクオリティ、
グラフィック=時代にマッチする演出

【授賞理由】

  • 四輪とは異なるCMFが求められる二輪において、独自の新しい提案をしていることが評価される。
  • 特にXSR900は、ヤマハの持つ楽器の技術を用いて、クラフトのようなデザインを完成させたことが注目される。「クラフト」は今の時代のキーワードと言える。

ヤマハ XSR900 メーカーサイトへ

ヤマハ ビーノ デラックス メーカーサイトへ

担当の早瀬さん(左)と永田さん

*今回ノミネートされたカラーデザインをご覧下さい。
こちらから

第一回からのグランプリは、こちらをご覧下さい。

【オートカラーアウォード2016について】

<開催日> 2016年12月9日(金)〜10日(土)
公開プレゼンテーション、ストーブリーグ(デザイナーによる討論会)、グランプリ発表・表彰式

<会場>  横浜美術館(神奈川県横浜市西区)

<対象>
前年開催日の翌日(2015年12月13日)〜2016年12月末日までに、一般消費者が購入できる旨を発表した日本国内市場に向けて販売される車両のカラーデザイン。

<グランプリの審査視点>
●市場に影響を与えたか ●車両のカラーデザインとして企画/発想が優れているか ●デザインの企画/発想が他業種の手本となりえるか ●従来にない色域に挑戦して成果をあげているか ●新しい技術を効果的に採用しているか ●インテリアカラーがエクステリアカラーに調和しているか ●インテリアカラーが美しいか ●エクステリアカラーが美しいか

<審査委員>
以下の審査委員の投票結果により、賞が決定されます。

●オートカラーアウォード審査委員(3名)
島村 卓実(Qurz〈クルツ〉Inc.  インダストリアルデザイナー)
松田 朋春(株式会社ワコールアートセンター チーフプランナー)
大澤かほる(一般社団法人日本流行色協会 クリエイティブディレクター)

●JAFCA自動車色彩分科会審査委員(12名)
株式会社本田技術研究所(二輪・四輪)、川崎重工業株式会社、スズキ株式会社、セージ・オートモーティブ・インテリア株式会社、ダイハツ工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、富士重工業株式会社、マツダ株式会社、三菱自動車工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社

●一般審査委員(事前登録した100名の一般審査委員による投票結果も加算しています)

〈主催〉
一般社団法人日本流行色協会(JAFCA) (理事長 工藤 幸四郎/旭化成株式会社 上席執行役員)            公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

〈協賛〉
旭化成株式会社、長瀬産業株式会社、大日精化工業株式会社、DIC株式会社、トーヨーカラー株式会社、セージ・オートモーティブ・インテリア株式会社、TBカワシマ株式会社、AUNDE ISRI JAPAN K.K.、VOLTA MARKS合同会社

〈後援〉 
経済産業省、国土交通省、横浜市、日本商工会議所、東京商工会議所、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、一般社団法人日本インテリアファブ リックス協会、公益財団法人日本デザイン振興会、一般社団法人日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、一般社 団法人日本塗料工業会、一般社団法人日本自動車販売協会連合会

〈協力〉
株式会社本田技術研究所、川崎重工業株式会社、スズキ株式会社、セージ・オートオーティブ・インテリア株式会社、ダイハツ工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、富士重工業株式会社、マツダ株式会社、三菱自動車工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社