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AUTO COLOR AWARDS

【速報】オートカラーアウォード2015-2016グランプリ決定!!

この度2015年12月12日(土)に横浜美術館(神奈川県横浜市西区)にて車両のカラーデザインコンテスト「オートカラーアウォード2015-2016」の審査会が行われ、「グランプリ」が決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、今回グランプリの他に「特別賞」が2つ選ばれましたので、あわせてご紹介いたします。

【グランプリ GRANDPRIX】

 スズキ株式会社 「アルト ラパン」

 “テーマ/
「あ、好き!」心がときめくぬくもりカラーコーディネート”

  • エクステリア:フレンチミント3トーン/インテリア:グレージュ内装 × キャメルシートファブリック
  • エクステリア:コフレピンク3トーン/インテリア:グレージュ内装 × ベージュシートファブリック
  • エクステリア:フォーンベージュ3トーン/インテリア:グレージュ内装 × ブラウンシートファブリック

担当デザイナー 
スズキ株式会社四輪デザイン部カラー課
平井 利枝(ひらい りえ)さん

メーカーからのメッセージ

一目見た瞬間の「あ、好き!」を大切に、ときめきのあるカラーコーディネートでぬくもりと心地よさをデザインしました。「カワイイ!」を生み出す様々な仕掛けがたくさん詰まった、こだわりの新型ラパンです。
心がときめく ぬくもりの内外装カラーコーディネートを是非ご覧ください。

授賞理由

生活者のライフスタイルが見えるカラーデザインである。
カラーデザイナーの思いが、細部にまで生かされ、世界観を構築している。
自動車でこれまで採用されにくかった色域に果敢に挑戦し、実現したことは素晴らしい。

メーカーサイト Lapin

カラー担当の平井さん。審査会には、ネイルやアクセサリーもラパンカラーで参加。

【特別賞】

マツダ株式会社「マツダ CX-3」

  “テーマ/素材感でクルマを作る”

●エクステリア:セラミックメタリック/インテリア:ピュアホワイト

担当デザイナー 
マツダ株式会社 デザイン本部アドバンスデザインスタジオ
木村 幸奈(きむら ゆきな)さん

メーカーからのメッセージ

CX-3という新しい車において、単なる色表現を追求するのではなく、もっとも造形を引き立てる素材感としてボディーカラーを開発しようと試みたのがセラ ミックメタリックです。そのような素材感としてイメージしたのが透明感と硬質さを併せ持ったファインセラミックです。
シンプルに造形を引き立て、美しい移 ろいで陰影感をつける、そんな狙いで作りました。初期の調色ではうまくまとまらず、あきらめかけたこともありましたが不思議な魅力を捨てきれず、最後まで 作り続けました。
明るいところでは白く輝き、暗いところではソリッドグレーに、そしてある瞬間にはマットにも見える、CX-3のシンプルな造形を引き立て るこの質感の魅力にご注目ください。

授賞理由

セラミックの質感を、今までにある技術を使って試行錯誤を繰り返しながら完成させた。
マツダのブランド構築をカラーが先導して行っていることがよく理解できるのが、マツダの赤であり、このCX-3のセラミックメタリックといえる。
レッドを効かせたインテリアにもこだわりが感じられる。

メーカーサイト CX-3

カラー担当の木村さん

【特別賞】

ヤマハ発動機株式会社
「MT-25/07/09/09トレーサー」

 “テーマ/RBシリーズカラー戦略”

●マットシルバー1/レースブルー

担当デザイナー 
ヤマハ発動機株式会社 デザイン本部製品デザイン部デザイン企画G
安田 将啓(やすだ まさひろ)さん
株式会社GKダイナミックス 動態第3デザイン部
青木省吾(あおき しょうご)さん 

メーカーからのメッセージ

「RB(レースブルー)シリーズカラー戦略」
 ヤマハスポーツバイクの背景にあるレース。その中で育てられたブルー、
培われたテクノロジーを新たな解釈でグローバルに打ち出し、スポーツバイクのカテゴリーにおいてMT独自のRBカラー戦略に展開。
情熱と知性、歴史、様々な思いをRBカラーに託し、世界中のライダーにヤマハブランドを伝える。

授賞理由

二輪の駆体デザインを考える上では、カラーとグラフィックの重要性が高い。ブルーというブランドカラーを使いながら、CMFG(カラー、マテリアル、フィニッシュ、グラフィック)を駆使し、4種類のバイクの違いを作り上げたことが評価された。

メーカーサイト ヤマハ発動機

カラー担当の安田さん(左)と、青木さん

*今回ノミネートされた他のカラーデザインもご覧下さい。こちらから

第一回からのグランプリは、こちらをご覧下さい。

【オートカラーアウォード2015-2016について】

<開催日> 2015年12月11日(金)〜12日(土)
公開プレゼンテーション、ストーブリーグ(デザイナーによる討論会)、発表・表彰式

<会場>  横浜美術館(神奈川県横浜市西区)

<対象>
前年開催日の翌日(2014年12月13日)〜2015年12月末日までに、一般消費者が購入できる旨を発表した日本国内市場に向けて販売される車両のカラーデザイン。

<グランプリの審査視点>
●市場に影響を与えたか ●車両のカラーデザインとして企画/発想が優れているか ●デザインの企画/発想が他業種の手本となりえるか ●従来にない色域に挑戦して成果をあげているか ●新しい技術を効果的に採用しているか ●インテリアカラーがエクステリアカラーに調和しているか ●インテリアカラーが美しいか ●エクステリアカラーが美しいか

<審査委員>
●島村 卓実(Qurz〈クルツ〉Inc.  インダストリアルデザイナー)
●松田 朋春(株式会社ワコールアートセンター チーフプランナー)
●大澤かほる(一般社団法人日本流行色協会 カラークリエイティブディレクター)
●メーカー代表各社1名(10社)
スズキ株式会社/セージ・オートモーティブ・インテリア株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/日産自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社/ヤマハ発動機株式会社
●事前登録した一般来場者による投票結果も加算(人数限定)しています。

〈主催〉一般社団法人日本流行色協会(JAFCA) 理事長  多田 和資〈大日精化工業株式会社 執行役員〉)
〈共催〉横浜美術館(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
〈協賛〉旭化成せんい株式会社、大日精化工業株式会社、DIC株式会社、トーヨーカラー株式会社、長瀬産業株式会社
〈後援〉 
経済産業省、国土交通省、横浜市、日本商工会議所、東京商工会議所
公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会、公益財団法人日本デザイン振興会、一般社団法人日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、一般社団法人日本塗料工業会、一般社団法人日本自動車販売協会連合会
〈協力〉
日産自動車株式会社/スズキ株式会社/セージ・オートモーティブ・インテリア株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社/ヤマハ発動機株式会社