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AUTO COLOR AWARDS

オートカラーアウォード2023ノミネート車両をご紹介いたします!

JAFCAでは、毎年優れたカラーデザインのモビリティを顕彰する制度 「オートカラーアウォード」を開催しております。

今年もハイブリッド開催となり、担当デザイナーによるプレゼンテーションは12月12日に会場とオンラインでご視聴いただけます。ノミネートされた全車両は、12月12日~13日にプラザ平成に展示をいたします。

今年のノミネート数は 9社12プレゼン。

ノミネート車両すべてをカラーデザイナーと併せてご紹介いたします。


※テーマ名がひとつのノミネートになっています。複数台でひとつのノミネートという場合もあります。

AUTO COLOR AWARDS 2023 ノミネートINDEX
メーカー名プレゼンテーションのテーマ名(車両名)
カワサキモータース(株)カワる、サキへ。 テーマ①:変化する環境
(Ninja 7 Hybrid)
カワる、サキへ。 テーマ②:変化する人
(noslisu/noslisu e)
(株)SUBARUアウトドア アクティビティがもっとFUNになる - お客様の相棒になるクルマのCMFデザイン
(CROSSTREK)
トヨタ自動車(株)原点回帰 -Back to the origin-
(ランドクルーザー250)
日産自動車(株)長く愛される日本のハッピーファミリーミニバンを目指して
“空の蒼さ” と “海の碧さ”

(SERENA)
長く愛される日本のハッピーファミリーミニバンを目指して
“凛とした佇まい” と “優しく癒しの表情”

(SERENA)
(株)本田技術研究所暮らしのリズムに調和する HAPPY Rhythm CMF
(N-BOX)
Family & Leisure Sneakers
(Dax125)
マツダ(株)『クルマが好き』を色でつくる
(MAZDA2/MAZDA CX-3)
三菱自動車工業(株)DELICA DNA “Sense of Gear”
(DELICA MINI)
ヤマハ発動機(株)ファンと共創するCMFG
(YZF-R7)
ヤンマーホールディングス(株)実りの「金」と太陽の「赤」で、ユーザーの豊作を願う
(YT5114R)

Auto Color Awards 2023

1.プレゼンテーション
2023年12月12日(火)13:00~16:30 プラザ平成 国際会議場 & Zoom配信

2.実車展示
2023年12月12日(火)13:00~16:00 プラザ平成 屋外展示場
2023年12月13日(水)  9:00~16:00 プラザ平成 屋外展示場 

3.グランプリ発表・受賞者インタビュー
2023年12月13日(水)15:00~16:00 プラザ平成 国際会議場 & Youtube配信

パンフレット / プログラム / エントリーリスト

歴代グランプリ

4.主催
一般社団法人日本流行色協会

5.協賛

6.後援

7.協力

カワサキモータース株式会社

テーマ

カワる、サキへ。 テーマ①:変化する環境

車名

Ninja 7 Hybrid
https://www.youtube.com/watch?v=zry6moU_5C4

Ninja 7 Hybrid:メタリックブライトシルバー/メタリックマットライムグリーン
エクステリアメタリックブライトシルバー/メタリックマットライムグリーン

メッセージ

次世代を担うHEVモーターサイクルとして誕生した「Ninja 7 Hybrid」。
カワサキの新たな時代がまた幕を開けました。
変化する環境とともにモーターサイクルも日々進化する中、カワサキのカラーも進化を遂げるべく、新たなNewグリーンを目指しました。

そうして生まれた ”メタリックマットライムグリーン”。
これまでのカワサキグリーンを継承しつつも、より「未来」や「テクノロジー」を感じられるよう、高輝度で高彩度な色味にこだわり、新時代が楽しみになるNewグリーンを完成させました。

プレゼンタープロフィール

カワサキモータース株式会社
企画本部 デザイン部 CMF課
まつまる れの
松丸 玲乃

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMFを担当しました。

●気になっている色
SCRY shuttle「mercury」のシューズの色が気になります。
薄膜の素材により素足で履くと人肌が滲み出るように見え、人の体温を感じる温かみとロボットの様な無機質な冷たさが融合し、不気味な存在感を放っていて興味深いです。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
「Old Roll」というカメラアプリで、アプリ内にある様々なビンテージカメラで写真を撮ることです。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
BABY-G × X-girlのコラボウォッチの“ライトブルー”。
ほどよい透け感と偏光カラーの組み合わせがどこかノスタルジックで、小学生の頃に感じていたときめきを思い出しました。


テーマ

カワる、サキへ。 テーマ②:変化する人

車名

noslisu / noslisu e
https://www.kawasaki-motors.com/noslisu/ 

noslisu:ウララブルー
noslisu e:メタリックスパークリングゴールド
エクステリアnoslisu:ウララブルー/noslisu e:メタリックスパークリングゴールド

メッセージ

「nos liberi sumus(ノス・リーベリ・スムス):私たちは自由だ」
このラテン語が名前の由来となっている「noslisu」は、多くの人々が自由に気軽に移動できることを目指して開発した三輪の電動モビリティです。

シンプルでミニマムなフレームをカラーリングによって際立たせ、ユーザーの気持ちに思いをめぐらし、軽快で明るい気分にさせる“ウララブルー”とゆったりとした上品さを感じさせる“メタリックスパークリングゴールド”を数多くの色の中から開発しました。

プレゼンタープロフィール

カワサキモータース株式会社
企画本部 デザイン部 CMF課
おおとも りんか
大友 梨華

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
色開発を担当しました。

●気になっている色
「DIMOO(ディムー)」というおもちゃの色が気になっています。
コンセプトに「夢の世界に迷い込んだ男の子」とあり、柔らかさや温もりを感じる色の組み合わせや質感表現など自分自身もその幻想的な世界観に入り込めるような魅力があります。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
友達とオンラインの対戦ゲームをしたり、ひとり用のゲームをやっています。最近良いと思ったタイトルは「ピクミン4」です。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
ファミリーマートのスケルトン充電器。
今の時代に合う洗練されたスケルトンカラーではなく、ゲームボーイやiMacを掘り起こしたかのようなポップな色が印象的でした。個人的に基盤やケーブルの構造が見えるのもグッときているポイントです。

株式会社SUBARU

テーマ

アウトドア アクティビティがもっとFUNになる - お客様の相棒になるクルマのCMFデザイン -

車名

CROSSTREK
https://www.subaru.jp/crosstrek/crosstrek/

CROSSTREK:オフショアブルー・メタリック
CROSSTREK:グレー
 エクステリアオフショアブルー・メタリック
 インテリアグレー

メッセージ

新型CROSSTREKは機能性や走行性能の高さを感じられるようにアクティブなイメージを大切にしてCMFデザインを考えました。

アクティブギヤのアイテムをクルマに積んで、目的地に向かって出発。
現地で仲間と合流し、一緒にアクティビティを楽しみながら数日間を過ごす。
そのようなアクティブなライフスタイルのお客様に寄り添えるクルマ(=相棒)を目指しました。

冒険心をかき立てるFUNな要素を取り入れ、使うほどに愛着が湧き、どんどん信頼感が増していくようなCMFデザインをご紹介します!

プレゼンタープロフィール

株式会社SUBARU
商品企画本部 デザイン部 CMFデザイン課
さとう ゆか
佐藤 佑香

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
CMF全般を担当しました。CROSSTREKに必要な要素とは何かを探るため、お客様の気持ちに寄り添い、実体験を通して開発をすることを大切にしました。

●気になっている色
ジョシュアツリー国立公園内で見た様々な景色です。例えば、砂漠に生息する多種多様なサボテンや植物、キーズビューの頂上から眺める遠くの山々や湖、スカルロックという頭蓋骨のような形の岩など。アメリカの大自然が作り出した造形と色や質感は日本では出会えない景色の連続で、実際に自分の目で見てとても感動しました。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
エッセンシャルオイル(精油)にハマっています。好きな香りのオイルをディフューズしたり、複数のオイルを調合して美容液や化粧品などを自分でクラフトしたり、日常的に楽しんでいます。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
NAILS INCの「PLANT POWER Fresh Air, Don’t Care」です。静謐さを感じるブルーグレーの色味に惹かれました。また、ヴィーガンネイルポリッシュならではのウッドキャップとの素材の組み合わせも素敵です。

トヨタ自動車株式会社

テーマ

原点回帰 -Back to the origin-

車名

ランドクルーザー250
https://toyota.jp/info/landcruiserbrand/

ランドクルーザー250:アバンギャルドブロンズメタリック
ランドクルーザー250:ブラック
ランドクルーザー250:サンド&ライトグレー(2トーン)
ランドクルーザー250:ダークチェスナット
 エクステリアアバンギャルドブロンズメタリック/サンド&ライトグレー(2トーン)
 インテリアブラック/ダークチェスナット

メッセージ

ランドクルーザーは1951年の誕生以来70数年にわたり、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として信頼性・耐久性・悪路走破性の継承と進化を続けながら、世界中の人々の暮らしを支えています。

“250”シリーズはランドクルーザーの中核モデルとして「質実剛健を追求し、お客様の生活と実用を支え、お客様に信頼されるクルマ」という、ランクルの原点に回帰する開発コンセプトを定め、開発を進めてきました。

ランクルならではの「原点回帰」を体現するため、デザインでは下記のキーワードを掲げます。

所有する人に信頼され、自信を与えてくれるもの。そして長く愛されるもの。そんなクルマを目指して開発しました。世界中のお客様に唯一無二の「相棒」として長く愛されることを願っています。

プレゼンタープロフィール

トヨタ自動車株式会社 
カラー&感性デザイン室
たにぐち こうすけ
谷口 弘輔

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
内外CMFデザイン全般を担当。歴代ランクルユーザーはもちろん、私と同世代のランクルに憧れを持つ方々にも響く提案を目指しました。

●気になっている色
チタンの色味、質感。最近はモータースポーツやアウトドアシーンだけでなく身近なプロダクトにもチタンが増えてきていると感じます。表情豊かで存在感があるのに派手過ぎない、渋い金属質感に惹かれます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
パン屋巡り。美味しいパン屋さんをリサーチして休日にはしごしています。いつか自分でも焼けるようになるのが目標です。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
New BalanceのBB550 GD1。月面歩行をイメージしたエイジング加工が施されており、汚れてもさらに雰囲気が出る、毎日履くことが楽しくなる素敵なコンセプトだと思いました。

日産自動車株式会社

テーマ

長く愛される日本のハッピーファミリーミニバンを目指して “空の蒼さ” と “海の碧さ”

車名

SERENA
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html

SERENA:ターコイズブルー/スーパーブラック 2トーン
SERENA:プレミアム
 エクステリアターコイズブルー/スーパーブラック 2トーン
 インテリアプレミアム

メッセージ

・エクステリア/ターコイズブルー・スーパーブラック 2トーン

“空の蒼さ” と “海の碧さ” この2つの美しきブルーが互いに響きあう景色からインスピレーションを受けた色です。

光や角度によってターコイズから深みのあるブルーへとシームレスにカラーシフトする多彩な表情をお愉しみ戴ける色へと仕立てました。

・インテリア/プレミアム

最上級グレードにあたるLUXIONでは、プロパイロット2.0が実現する運転の快適さを色と素材で表現しました。

ブラック内装は重くなりがちでありますが、ブラックのトリムに仄かに青さを感じさせるカラードブラックを組み合わせたローコントラストなコーディネーションにより、ゆったりと過ごせる空間にふさわしい静謐さを実現しました。

また、シートの3Dエンボスやインストのスペシャルステッチなど細部の仕上げは、お客様に愛着を持っていただくきっかけになると考えこだわりました。


テーマ

長く愛される日本のハッピーファミリーミニバンを目指して “凛とした佇まい” と “優しく癒しの表情”

車名

SERENA
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html

SERENA:利休-リキュウ-/スーパーブラック 2トーン
SERENA:グレージュ
 エクステリア利休-リキュウ-/スーパーブラック 2トーン
 インテリアグレージュ

メッセージ

・エクステリア/利休-リキュウ-・スーパーブラック 2トーン

茶室に好んで用いられた土壁。その “凛とした佇まい” と “優しく癒しの表情” からインスピレーションを受けた色です。

穏やかな表情が持ち味のソリッドライクな表現としながらも、微細に煌めくパールの表情が味わい深い色へと仕立てました。

・インテリア/グレージュ

セレナらしい、乗るたびに気持ちが楽しく明るくなるインテリアを実現したグレードです。
明るい内装色に組み合わせたカジュアルな印象のシート材には、素材の質感が表情豊かに表現される明快な意匠のエンボス加工を施しています。

汚れが拭き取りやすい様にエンボスの柄と深さを見極め、機能性の高い日常使いのデザインにこだわりました。

表皮の生産幅や柄のサイズ、型紙の調整を行い大柄でリズミカルなパターンを採用し家族の会話が弾む空間表現としました。

プレゼンタープロフィール

日産自動車株式会社
グローバルデザイン本部 アドバンスドデザイン部
うすくら あつし
臼倉 敦

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
エクステリアカラーデザインを担当。
“暮らしと結びついた美しさ” “心に染み入る余韻” に想いを巡らせて仕立てました。
インテリアカラーデザインとのマリアージュをお愉しみ戴きたく思います。

●気になっている色
普遍的な美しさを覚える色調。
単なるベーシックなカラーに留まらない、普遍的に人を魅了する色とはどんなものなのか、妄想に耽ってみたいと思います。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
路上観察。
ただ歩いているだけでも “こんなところに美が隠れていたんだね” と感じることが多くなったと思います。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
通勤途上の画廊で見た幼児の描く風景画。
想像外の視点や、思うがままの色彩と筆跡に遅刻も恐れず魅入ってしまいました。

日産自動車株式会社
グローバルデザイン本部 アドバンスドデザイン部
サトウ タケシ
佐藤 崇

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
インテリアカラーを担当。セレナは家族のクルマとして長く乗っていただくクルマです。長く使っても飽きのこないデザインを意識しながらも、陰影で変化する意匠や工夫を凝らしたステッチなど、乗るほどに愛着がわくデザイン性の両立にこだわりました。

●気になっている色
台湾の台南を訪れた時にみた極彩色の廟に、さらにネオンで後押しするカオスであり活き活きとしたパワーを持つ色彩に魅かれています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
朝の散歩

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
日産PAOのテラコッタ。ふとした時に知ったのですが、30年以上前にこんなほっこりカラーがあったなんてと、やられました。先輩方もきっと楽しみながら色づくりをしていたのだろうと感じられる色です。

株式会社本田技術研究所

テーマ

暮らしのリズムに調和する HAPPY Rhythm CMF

車名

N-BOX
https://www.honda.co.jp/Nbox/

N-BOX:オータムイエロー・パール
N-BOX:グレージュ×グレー
 エクステリアオータムイエロー・パール
 インテリアグレージュ×グレー

メッセージ

エクステリア
・黄色の華やかさはそのままに、より日常にやさしく寄り添う、温かみのあるイエローです。
・ホワイトカラーのアクセントを施し、イエローとのコントラストでさり気なくオシャレなスタイル。

インテリア
・横基調のコントラストによって実寸以上の広さ感を演出し、広さがもたらす安心感を明快に表現しました。
・Hondaとして新しい表現の異色ミックス樹脂カラーとお家の壁材のような新シボによって、リビングライクで毎日くつろいで過ごせる室内を提供します。

プレゼンタープロフィール

株式会社本田技術研究所
デザインセンター e-モビリティデザイン開発室 e-UXデザインスタジオ
まつむら みづき
松村 美月

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
エクステリア・インテリアコーディネート全般

●気になっている色
アルヴァ・アアルトのアアルトベースです。ガラスの花瓶の形状と色のマッチングが気になっています。ガラスの厚みが薄いところや厚いところがあり、色の濃淡が有機的なフォルムと相まってとても幻想的な雰囲気を醸し出しているところに魅力を感じます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
セルフジェルネイルにハマっています。自分で色を調色したり、ラメやマグネット粒子を混ぜて多種多様な魅せ方ができるところに、心をくすぐられています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。

アフリカンテキスタイルを使ったアパレルブランド「CLOUDY」のテキスタイル。
アフリカの伝統的な色柄で構成されたバックたちはハッピーでチアフルな色合いになっており、持っているだけで自然と笑顔や元気になれるような、パワフルで独特なエネルギーを感じます。


テーマ

Family & Leisure Sneakers

車名

Dax125
https://www.honda.co.jp/Dax125/

Dax125:パールカデットグレー
 エクステリアパールカデットグレー

メッセージ

Family & Leisure Sneakers
家族の一員として愛され、すれ違う人までも笑顔にするハッピーな一匹

Dax125は1969年から2003年まで販売されていたDAXを約20年の時を経てリデザインしたレジャーモデルです。
Daxの最大の特徴は、一目で分かるヘッドパイプに向け長く伸びるT字型鋼板プレスフレームです。
T字型鋼板プレスフレームは、鉄が持つ温かみのある素材感の表現と、工芸品のような面表情のフィニッシングを目指しています。
カラーは、往年のDAXを彷彿させるパールネビュラレッドと、オリジナルDAXを知らない若いユーザーに向けたモダンでニュートラルなパールカデットグレーを設定しています。
開発初期からCMFまで考慮に入れ推進したアプローチを、コンセプト、スタイリング、3Dモデリング、CMFを担当したデザイナーの立場から紹介させていただきます。

プレゼンタープロフィール

株式会社本田技術研究所
デザインセンター モーターサイクル・パワープロダクツデザイン開発室 e-プロダクトデザインスタジオ
よこやま ゆういち
横山 悠一

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
Dax125デザインプロジェクトリーダー
コンセプト→スタイリング→3Dモデリング→CMF まで担当
Daxの特徴となっているT字型鋼鈑プレスフレーム

●気になっている色
人の顔色

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
バイクいじり DIY 焚火

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。

熊本で見た夕日の色
溶鉱炉から溢れる溶け出した金属のような輝きに心が震えました

マツダ株式会社

テーマ

『クルマが好き』を色でつくる

車名

MAZDA2
https://www.mazda.co.jp/cars/mazda2/?car_id=mazda2

MAZDA2:エアストリームブルーメタリック
MAZDA2:グロスライトブルー
 エクステリア エアストリームブルーメタリック
 インテリアグロスライトブルー

車名

MAZDA CX-3
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/?car_id=cx-3

MAZDA CX-3:エアログレーメタリック (ブラックキャビン)
MAZDA CX-3:ビビッドモノトーン
 エクステリアエアログレーメタリック (ブラックキャビン)
 インテリアビビッドモノトーン

メッセージ

【Fun”を拡げる CMFデザイン 】
マツダは何時の時代もクルマを通した豊かな生活 をお客様に提供 しています。
マツダのコンパクトカーをきっかけとし、クルマの楽しさをより多くの人に知ってもらいたい。
そのような想いでCMFデザインをしました。

【自分たちも心が躍る色 】
パンデミックで閉そく感が増していく中で 、これらのプロジェクトは始動しました。
お客様が求めるマツダ の魅力を見つめ、私たち自身もポジティブな気持ちになれるようなボディーカラーを目指しました。
「エアストリームブルーメタリック 」「エアログレーメタリック 」
この2色を通してマツダのコンパクトカーの楽しさや軽快さを感じていただきたいです。

【2つの異なる魅力づくり 】
・MAZDA2
お客様のアクティブな気持ちを後押しし、”自分の好き“をマツダとともに創りあげられる フレンドリー な CMFデザインとなっています。
・MAZDA CX-3
お客様の動き出したい!と言う気持ちをスタイリッシュかつエモーショナルに表現しています。
モノトーン基調のインテリアにビビットなアクセントカラー、質感を合わせました 。

プレゼンタープロフィール

マツダ株式会社
デザイン本部 プロダクションデザインスタジオ カラー&トリムデザインGr.
むらかみ かお
村上 佳央

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
①ボディーカラー「エアストリームブルー」「エアログレー」
コンパクトカーの楽しさや軽快さを意識して塗色開発に挑みました。
“エアストリームブルーメタリック“は甘く見えないよう、特に色相のコントロールが難しかったです。
②MAZDA 2 商品コンセプト
MAZDAが大事にしてきた‟走りの楽しさ“を新しいアプローチで訴求したい
という想いで大幅な商品改良にチャレンジしました。

●気になっている色
最近、コバルトブルーのような彩度の高い青に惹かれます。
アパレルやアクセサリーはもちろんですが、インテリアにも取り入れたいなと思っています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
ぬいぐるみクリエーターさんの作品鑑賞。
SNSでぬいぐるみの作品を作っているクリエーターさんを見つけるのがマイブームです。愛くるしい表情とゆるい世界観にただただ癒されています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
Volvo EX30のインテリア。
色ではないのですが、インテリアの素材が織りなす豊かな空間に圧倒されました。
アイコニックなリサイクル素材とシンプルでミニマルな形状がマッチしていて、乗っていてわくわくしました。

マツダ株式会社
デザイン本部 プロダクションデザインスタジオ カラー&トリムデザインGr.
たかば のりあき
高羽 則明

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
MAZDA CX-3の内外装カラーデザインを担当しました。
こだわりポイントは、モノトーン基調のインテリアにVIVID(活き活き)な差し色、柄を合わせたところ。

●気になっている色
シルバー。最近、車でも他のプロダクトでもあまり見なくなった色ですが、何かをきっかけに盛り返すのでは?と気になっています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
中国山陰地方の名所、温泉巡りを楽しんでいます。最近良かったのは、瀬戸内海に浮かぶ大久野島(通称うさぎ島)です。静かな島のいたるところで野ウサギが跳ね回る光景に癒されました。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
アメリカの山岳地帯でみた、Jeep ラングラーのデザートカーキ。泥と埃で汚れたボディーがたまらなくかっこよかった。本来そのクルマが生息すべき場所で見ると魅力が倍増するように思います。

マツダ株式会社
デザイン本部 プロダクションデザインスタジオ カラー&トリムデザインGr.
てらおか しゅんすけ
寺岡 俊丞

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
・両車の量産検討全般
・初めての担当だったので歴史や種類の理解が大変でした。

●気になっている色
・神社の朱色を自動車へモダンに活かしたい

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
・海鮮炭火焼き 炭焼きで引き立つおいしい食材探求
・ニュルブルクリンク(北コース)走り込み(GT7)
・犬猫のショート動画サーフィン

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
・趣旨から少し外れますが、米国ブランドの色の名づけセンスが絶妙でじわっとくる
・そのような視点の切換え術は、毎度やられたと思います。

三菱自動車工業株式会社

テーマ

DELICA DNA “Sense of Gear”

車名

DELICA MINI
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/index.html 

DELICA MINI:アッシュグリーンメタリック×ブラックマイカ
DELICA MINI:ブラックインテリア
 エクステリアアッシュグリーンメタリック×ブラックマイカ
 インテリアブラックインテリア

メッセージ

三菱のSUVミニバン「デリカ」が誕生して55年。
今年、デリカに新しい仲間、やんちゃかわいい軽自動車「デリカミニ」が加わりました。
デリカDNAを受け継ぎ「Sense of Gear」をコンセプトに、アウトドアシーンから着想を得た
アイデアを詰め込んだ車です。

代々受け継がれてきたデリカのグリーンの色域を、現代にアレンジしたアッシュグリーン。
どんなシーンでも安心して走行できるHIGH GRAVILITYな2トーンコーディネーション。
上質で機能的なブラックインテリア。
デリカのDマークを取り入れてデザインしたアウトドアパッケージなど。
開発秘話を交えて皆様にお伝えします。

プレゼンタープロフィール

三菱⾃動⾞⼯業株式会社
デザイン本部 デザイン・戦略部 カラーグループ
こしやま あすか
越山 明日香

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
コンセプト立案、CMF開発全般。
カラーデザインを通して、「DELICA DNA」を伝えることにこだわり、具現化しました。

●気になっている色
Fat Lavaの釉薬の色。
圧倒的な存在感、工房ごとに異なる独特の表現、工業製品と手仕事が融合して偶発的に仕上がっているところが気になっています。
時代背景やストーリーを理解し、1点ものを探すことが楽しいです。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
金沢の伝説の寿司屋と、富山の前衛的ガストロノミーに通うこと。
毎回、期待を超えた感動があるので通っています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
ベルベットリーフ。
着色のない天然の葉っぱですが、ブロンズに輝く深い光沢とベルベット調の上品な手触りにやられました。希少なものらしいので、もし見かけたらチェックしてみて下さい。

ヤマハ発動機株式会社

テーマ

ファンと共創するCMFG

車名

YZF-R7
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/01/item/Q5KYSK134S02

YZF-R7:ヤマハファクトリーレーシングブルー
エクステリアヤマハファクトリーレーシングブルー

メッセージ

スポーツバイクを売るからには、レースファンの期待に応えたい。
そんな想いから、お客様との共創が始まりました。

愛車が憧れのファクトリーレーシングのカウリングに。
ヤマハ史上最高彩度のレース専用ブルーを初めて市販車に。
ファンが選んだデザインをエンブレムに。

メーカーとファンの壁を飛び越えモノづくりをしたことで、ファンが最も欲しい外装キットが完成しました。

「人生が変わったCMFG」の誕生です。

プレゼンタープロフィール

ヤマハ発動機株式会社
クリエイティブ本部プロダクトデザイン部プロダクト4Gr
つちや さおり
土屋 さおり

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
お客様とのコミュニケーション

●気になっている色
アイドルのメンバーカラーです。カラーコンビネーションだけでグループを表現でき、面白い色の扱い方だなと感じています。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
書道にハマっています。教室の先生に「紙と墨の2色で情景を鮮やかに表現しなさい」と言われ、色彩を感じる書を目指し精進しています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
Wa/terというブランドのお香立てです。
瑞々しい透明感とお香の煙の心地よいギャップがあり、ブランドコンセプトに基づいた素材選びが秀逸だと感じました。

株式会社GKダイナミックス
CMFG動態デザイン部 ユニット3
たぐち いくや
田口 郁也

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
カラーコンセプト/CMFG全般を担当。

●気になっている色
沖縄陶房「火風水(ひふみ)」の碧い陶器。沖縄の海をモチーフにした碧で染められた陶器はとても優しく美しい。存在感がありがなら料理を引き立てる器は、ヒトが乗るモビリティデザインにも通ずるものを感じます。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
週末の実験的料理。食材や調味料・調理方法の掛け合わせによって無数の可能性があり、無数の失敗を重ねています。笑

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
欧州E-bikeブランドVelo de Villeの“Velo Vert”。廃棄される塗料だけで塗装された外観はこれまでの画一的なエコイメージとは一線を画し唯一無二性を感じさせます。

ヤンマーホールディングス株式会社

テーマ

実りの「金」と太陽の「赤」で、ユーザーの豊作を願う

車名

YT5114R
https://www.yanmar.com/jp/agri/products/tractor/yt488r_yt498r_yt4104r_yt5114r/

YT5114R:ヤンマープレミアムゴールド/ヤンマープレミアムレッド
YT5114R:ヤンマーネイビーグレー
エクステリアヤンマープレミアムゴールド/ヤンマープレミアムレッド
 インテリアヤンマーネイビーグレー

メッセージ

日本では稲穂が豊かに実る姿を、感謝と喜びの念をもって「黄金色」(こがねいろ)と呼んでいる。
ヤンマーでは主力商品であるトラクターのホイールに「プレミアムゴールド」を採用した。
ボディカラーの深みのあるプレミアムレッドと、それを足元から力強く支えるプレミアムゴールドのコンビネーションは、厳しい自然と共生する頼もしさを感じさせる。
また企業カラーとして長く大切にしてきた赤色は、果実や太陽を象徴する色であり、そこに実りの黄金色を合わせることでユーザーの豊作を願う想いも込めた。
農業を担う人々に寄り添い、支えていくヤンマーの姿勢を表現した配色となっている。

プレゼンタープロフィール

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部デザイン部プロダクトデザイングループ
かわい すすむ
河合 進

●エントリー車で担当した部分とそこへのこだわり
操作パネルのUIデザインを担当。本機の性能を最大限に引き出しつつ、誰でも簡単に操作できるわかりやすいデザインを心掛けた。

●趣味、今ハマっていること、マイブーム
美術館巡り。アートから仕事のインスピレーションを得ています。

●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
商品ではないですが、広島の下瀬美術館の建築が印象的でした。建物外の水盤に浮かぶ8色のガラスキューブの展示室が、アート作品のようで目を奪われました。