ようやく３年ちょっとを経て、日本もコロナが落ち着き日常の生活が戻ってきましたね。
当初は、２～３か月静かにしていれば収まる事かと思っていましたが、だいぶ長い時間がかかり、人の生活も大きく変わったところもあるし、昔のままということもありますね。

コロナの前は今の様にリモートでお客様とお会いすることは少なく、ほぼ対面でした。また社内での会議でも同様でした。その為出張も多く、私の場合は関西地方に行くことが多いので、よく東海道新幹線に乗車していました。週１大阪出張という時代もありました。出張に行き始めの１７～１８年前は通常オフィスに行く時とは違い緊張して、体も気持ちも疲れていました。
今では東海道新幹線は品川駅で止まることが当たり前になっていますが、その頃は品川駅で止まる電車と止まらない電車がありました。この為、東京駅で品川方面行きの山手線に乗り換えて自宅に帰ったものです。出張が終わり東京に戻るとなると、だいたい夕方から夜の為（品川駅止まりでは見ることができないのですが）、田町から浜松町を過ぎるあたりで進行方向左側の席に座っているとオレンジの暖かい光を放つ東京タワーが現れてきます。
私はこの姿を見る度（あ～帰ってきたな～とほっとしました。）あのオレンジの暖かい光が【お帰りなさい、今日も頑張ったね】と言ってくれているような気持になり、なんだか体と心の疲れが取れた気になり、癒された気持ちになりました。（ほんの一瞬なんですが…）
今では品川駅で降りてしまう事も多く、また出張もかなり減っている為、東京タワーの姿をみる事が減ったのですが、今度新幹線で東京に戻るときは、ちょっと寄り道して久しぶりに東京タワーにお帰りなさいと言ってもらおうかな？私の様に思っている人、結構いると思うのですが…。
皆さん、いかがですか？

長瀬産業株式会社　カラー＆プロセシング事業部

機能色材部　東京営業課　水科智美