2014年秋冬JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
カラーテーマ
間・時(ま・とき)
「日本らしさ」を求めることで、新しいデザインの方向を探ることをテーマとし、日本らしい「かたち」を4つに分類、それぞれをグループ名に採用した。
季節の変化、光の変化をとらえて、その時に映える色と素材の表現を念頭においてカラーが選定されている。
カラーグループの特徴
1.ゆだねのかたち
ゆたねのかたち=ながれ(流動)、そのまま(自然)。
自然界に見られる茶みがかったグレー、ヌメ革の色などで構成したカラーグループ。
2.ちからのかたち
ちからのかたち=ささえ、まがり(転曲)。
赤系、ピンク系を主にした空間にパワーと情感を加えるためのカラーグループ。チャコールグレーをベースにマルチミックスで活用してもいいし、表情のある淡いゴールドで華やかな空間を作ることができる。
3.まとめのかたち
まとめのかたち=つらなり(連続)、むすび、あつめ、くばり(配置)、かこみ。
日本画や工芸によく使われる、渋い調子のイエローグリーンと黄土色、グレイッシュパープルを主に、ニュアンスある紫みのグレーなどで構成したグループ。ミラー光沢の金属は効果色として活用する。
4.かわりのかたち
かわりのかたち=ちぢめ、ひねり、きりはなし、くずし(変容)。
鮮やかなブルー、レッド、ピンク、再帰反射(受けた光をそのまま光源へ返す)素材、ライラックなどで構成したグループ。アクセントカラーとして活用してもいいし、ファブリクスではマルチミックスで使用してもよい。
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