2021-22年秋冬JAFCAメンズウェアカラー
カラーテーマ
“Less is more” レス イズ モア(より少ないことは、より豊かなこと)
色を集約し、多面的活用によって活かす
全体カラーテーマについては、“ Less is more” 『より少ないことは、より豊かなこと』としている。トレンド価値観が付加的事象構造ではなく、必要最小限の制限域におけるクリエイティビティが尊重されるシーズンを迎える。言い換えると、トレンドカラー構造の集約化が進みながらも、それぞれ単色の存在感が高まり、その応用性や組み合わせ等、多面的活用によって活かされるという事だ。
2021-22年秋冬シーズンを彩るファッションイメージは、サステナビリティをこれまで以上に鮮明化させ、さらに機能的でシンプルを基調とするキーワードを強めていく。
カラーグループの特徴
1.Rustic Standard ラスティック・スタンダード
今シーズンはベーシックな色域が広がりを見せている。このグループは、シーズンを象徴するベーシックカラーの提案①として、メランジュ等の粗野な表情が特徴である。杢調のライトベージュ〜ライトグレーをメインとする構成となっている。
2.Grid & Shadow グリッド&シャドー
このグループは、シーズンを象徴するベーシックカラーの提案②。ソリッドなグリッドパターンやモノトーン調の使い方が特徴となる。漆黒から雪モチーフのホワイトまでの無彩色を中心とする構成となっている。
3.Bio Nature バイオ・ネイチャー
サステナビリティや自然への敬意が深まる今シーズンを象徴するグループ。自然を想起させるグリーン系カラーを中心としながらも、ケミカルで人工的なカラーニュアンスも登場しているのが特徴。
4.Sensory Blood センソリー・ブラッド
殺伐とした社会にあって、人間らしさの追求、人種や個性を尊重するムードは益々高まりを示す。“血液”の色をリードイメージとしたブラッドレッド中心のカラーグループ。
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