2022年春夏JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
カラーテーマ
“Revive” リバイブ
“サバイブ”から“リバイブ(復活)”へ
Revive(リバイブ)には復活するという意味がある。ウイルスによる命の危険、経済的な危機、私たちはそれを乗り越えて次の時代に進んで行かなくてはならない。2021年はSurvive(サバイブ)、生き残るために必死に試行錯誤を繰り返す年になるだろう。2022年は復活の年にしたい、という願いを込めて、このタイトルにした。
2022年春夏に向けた色選定では、最初に、穏やかで、優しい、洗練された空間に向けた色調が選定された。なかでも、「Degrowth」は、今シーズンを特徴づけるカラーグループである。ヒトが人としてあるために、助け合う喜びを思いだすために、自分が自分であるために、これらの色彩を活用して欲しい。
カラーグループの特徴
1.Degrowth デグロース(脱成長)
「Degrowth」は、今シーズン最も注目したいカラーグループ。柔らかい色調で構成し、ゴールドをアクセントに加えた。鈍いピンクとブルーグリーンを生かして、小面積でゴールドを差す。
2.Optimistic Bio オプティミスティック・バイオ
建材などでバイオテクノロジーによる自己修復できる素材が実際に使用されるようになってきている。修復され、長く使うことができれば産業廃棄物を減らすことができる。タイトルに”Optimistic”とつけた理由は、バイオテクノロジーはあくまで平和目的に使用したいという願いを込めた。
3.Halation ハレーション
このカラーグループは、2020年、2021年とサバイバルな時期を乗り越えて、明るさが見えて来た時の気分を象徴する。他のカラーグループのアクセントに用いてもいいし、グループの中で、タイトルどおりにハレーションを起こすような対比で表現してもいい。
※プロダクツ&インテリア部会では、カラーをイメージした香り、楽曲も提供しています。
Halation ハレーション のカラーパレットをイメージした曲をご視聴いただけます。
Music : 岡村 昭徳(Hill Village Factory) / Sound Creator
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