2022年春夏JAFCAレディスウェアカラー
カラーテーマ
“Breathing” ブリージング（深呼吸）
新しい暮らしに色とりどりの息を吹き込む
新型コロナウィルスの勢いが衰えず、日常生活では多くの我慢を強いられ、先行きに不安が募る毎日が続いていた。しかし2021年9月頃より感染者や重症患者の数が減少し、4月に発令された緊急事態宣言も9月31日には解除された。
2022年は、やっと一息つけるだろうか。コロナで乱れたものを整え、深呼吸をし、息を整えるように正しい位置に戻していきたい。全体テーマ名のBreathingには、新しい暮らしに色とりどりの息を吹き込み、毎日を楽しめるように、という願いを込めている。
カラーグループの特徴
1.Dream ドリーム（夢）
明るくピュアなパステルカラーのグループ。全体的に優しく、ぼんやりふんわりとした穏やかな中に蛍光色を効果的に取り入れることで楽しさが踊りだす。
2.Oxygen オキシジェン（酸素）
グリーンへの注目は続き、2022年春夏には透明感があるグリーンが求められる。自然の中、陽をうけて光合成をする、空気の動きを感じるようなすっきりとした色で、清潔感や森林浴をしたような清浄感が感じられる。
3.Seduction セダクション（魅惑）
行動が制限されている反動で開放感溢れるリゾートへの憧れが募る。息苦しい日々の暮らしの中、華やかさを求める気持ちが高まるため、エネルギーに満ちた色、夏らしい強い色、光沢感のある素材などへの関心が高まる。
4.Ripple shadows リップル・シャドウ（光のさざ波）
ブラウン、ベージュ系トレンドが継続する中、無彩色の存在感が強まっている。2021-22年秋冬にはカラードグレーへの注目が高まり、2022年春夏には、よりすっきりとしたニュートラルカラーが求められるだろう。
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