2022-23年秋冬JAFCAメンズウェアカラー
カラーテーマ
“Earthing” アーシング
人間の根源的な存立性や自然との親和性を再認識する
このシーズンはコロナ脱却への期待値が高まるシーズンであり、行動制限などからの解放といったポジティブなムードがあり、また一方でこの間に疲弊してしまった社会・経済のダメージは甚大で人々の疲弊したマインドストレスも簡単に元には戻らないといったネガティブなムードがある。
こうした陰と陽の二律背反性の高まるシーズンにあって、社会全体が失った秩序を回復させ、毀損してきた人と人との関係性等の回復期を迎える。
人間の根源的な存立性や自然との親和性を再認識し、人間が大地にしっかりと足を付け、自然と一体化させながら大地のエネルギーを身体に取り込む姿をリードイメージとしたテーマとなる。
カラーグループの特徴
1.Rhythm & Darkness リズム&ダークネス
陰と陽の二律背反性が顕在化するシーズンにおける陰を形成するカラーグループ。都市社会の退廃性をイメージさせる濃色で暗い色みが中心でありながら、どこか次に迎える希望を感じさせる豊かな色相と幅の広い色域の捉え方がポイントとなる。
2.Cozy Nature コージー・ネイチャー
陰と陽の顕在化する中にあって陽を表すグループであり、自然の大地に広がる豊かな色みや木々や葉緑を想起させるブラウンやグリーン系を中心としたカラーグループ。自然回帰がトレンド化する今シーズンで最も活用が期待される。
3.Analogue Energy アナログ・エナジー
デジタル化する社会を否定するのでは無く、人々の手の温もりのあるアナログな価値を見直す機運が強まるシーズンであり、ポジティブで明るい未来を想起させるような鮮やかな色調表現となるカラーグループ。
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