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カラートレンド

PRODUCTS & INTERIOR

2023-24年秋冬JAFCAプロダクツ&インテリアカラー

カラーテーマ

Alternative オルタナティブ(型にはまらない)


慣習から脱却し、新たな美意識に心を開く

私たちは今、予測がつかない時代に生きている。次々と明るみに出る問題は、今までのやり方では解決できない。既存の路線、同じ思考回路をたどっていては、問題の本質が見えてこない。まずは問題を掘り下げて、根っこの部分に何があるかを見つめなくてはならないだろう。
Alternativeというテーマには、型にはまらずに、勇気を持って、個々の美しさを発信していこうという意味が込められている。新しい価値観が古い価値観にとって代わる。定型化された美しさに対する概念も変わっていく。
まずは、形骸化した慣習から脱却すること。そして、新たな「美意識」に対して心を開くこと。そもそも「美しい」と思う感覚に正解も誤りもない。美しさに対する感受性は、自分の中から自然に沸き起こる感覚で、自分が美しいと思えば、それは美しい。皆が美しいとすることに賛同できなくても当然のことだ。
企業にも個人にも「個性」がある。互いの個性を喜びあえる時代が始まりつつある。ひょっとすると、「強み」ではなく「弱さ」に、宝物が隠れているかもしれない。

カラーグループの特徴

1.Life Looping ライフ・ルーピング

このカラーグループは、生産したプロダクトは長く使い、寿命が来たら素材に戻し、また生まれ変わるという「循環」を念頭に置いて選んだ。すべて、自然界に見られる色で構成している。

2.Neumorphism2.0 ニューモーフィズム

ニューモーフィズムは、影を巧みに使うことで、絵柄やスイッチなどを浮き立たせる手法である。完全な立体ではない、2.5次元とも言える表現で、少しレトロ感のある手法とも言える。このカラーグループは、鮮やかで、楽しさを感じさせる色調を選んだ。ミッドセンチュリーのデザイン、少し不細工だが愛着を感じさせるおもちゃなどを念頭に置いて選んだ。

3.Guilty ギルティ

Guiltyは、犯罪、うしろめたい、という意味のタイトルである。このカラーグループは仮想空間で繰り広げられる世界の色を念頭に置いて選んだ。カオスな空間に浸る罪悪感を表現する色である。

※ブログ等に転載される場合は、出典先を明記下さい。
 imagesoundをご使用される際は、事務局までご一報ください。
 プロダクツ&インテリア部会では、カラーに合わせたフレグランス、サウンドを提供しています。
 制作に関するお問い合わせは、事務局まで。

※下記はサンプル。前シーズンの2023SSカラーとともに提案されたサウンドです。

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